実務者研修は今受けるべきか否か
介護福祉士実務者研修 ~パート2~
こんにちは。ベストウエイケアアカデミーの馬淵敦士です。
前回に引き続き、実務者研修について皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。
それでは、介護福祉士実務者研修の受講方法、期間、内容についてお話したいと思います。
介護福祉士の制度は、昭和63年(今から約27年前)に創設されました。多様化する介護ニーズなどに対応するため「資質の向上」を図る必要がある観点から、一定の教育過程を経た後に国家試験を受験する形に資格取得方法に変更されました。
ということは、専門学校等のルート以外の方は、国家試験を受験するには介護に係る『従業期間3年以上(1095日)かつ従事日数(540日以上)』が条件であり、6ヶ月以上の実務者研修の受講(修了)が義務付けられたんですね。
備考
従業期間…在職期間のこと。
従事期間…出勤日数のこと。
就労した期間、日数は筆記試験前日まで通算します。
従業、従事日数の要件は同時に満たす必要があります。
これだけを読むと、なぜか堅苦しいイメージも少し感じますね。
受講する皆さんだけが、勉強するだけではなく面接授業を行う(45時間)講師の先生方も実務者研修教員講習会を受けて初めて皆さんと一緒に進んでいくのです。
不安な事も、気軽に先生に聞いてくださいね。
解決の糸口が見つかるはずです。
一緒に頑張って行きましょう。
では、受講方法、期間、内容についてまとめてみます。
・受講方法
科目ごとにレポート提出。スクーリング(面接授業45時間)で「介護過程Ⅲ」と言われるものです。本校にお越し頂き授業受けるスタイルです。
・期間
在籍期間は6ヶ月以上とされています。
・内容
現在お持ちの資格で受講する内容や、受講金額が異なりますので詳しくは本校までお尋ねくださいね。
では次回パート3は、実務者研修のメリット、デメリットについてお伝えしたいと思います。
介護事業所においても、受講生さんにとっても、採用段階で大きなメリットが有りますのでお伝えしていきたいと思います。
これからだんだん暑くなりますね。
お体に気をつけてお過ごしくださいね。