介護福祉士実務者研修~ パート6~
介護の資格について
介護福祉士実務者研修~パート1~
~介護の資格が大きく変わっている?~
こんにちは。ベストウェイケアアカデミーの馬淵敦士です。
今回より、介護の資格について見ていきたいと思います。平成25年度より資格制度が変わってきました。介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修など、聞き慣れない資格名がでてきて、一般の人にはわかりにくくなってしまいました。
ここでは、少しずつでも介護の資格を理解してもらえればいいなと考えています。
~必須の資格?介護福祉士実務者研修~
先ほどから出てきている「介護福祉士実務者研修」みなさんは聞いたことがあるでしょうか?聞き慣れない資格名ですが、これから介護福祉士国家資格を受験されるみなさんには、必要不可欠な資格となります。
さて、介護福祉士実務者研修について見ていく前に、介護福祉士国家資格について少し触れておきます。介護福祉士を取得するためには、いくつかルートがあります。主なものとしては、専門学校を卒業する(専門学校ルート)、実務経験を積む(実務経験ルート)があります。
専門学校ルートは、卒業と同時に介護福祉士国家資格を取得することができます。(平成27年5月現在)また、実務経験ルートは、介護業務に3年間従事した方が受験資格を得ることができます。
しかし、これが平成29年1月試験より変わります。専門学校ルートはそのままですが、実務経験ルートは、実務経験3年に加え、今から説明をする介護福祉士実務者研修を修了しなければならないということになりました。なので、実務経験ルートで介護福祉士国家資格を取得する人にとって、この介護福祉士実務者研修は必須の資格となってくるわけです。
~いつ取得すればいいの?~
さて、必須の資格、介護福祉士実務者研修ですが、取得時期に制限はありません。実務経験3年目に受講してもよし、介護職としてスタートしてすぐ取得してもよし、なのです。このような資格は、切羽詰まらないと受講しない傾向があるため、おそらく直前に受けよう!と思っている人が多数を占めると考えられます。介護福祉士実務者研修は各学校で定員があるため、直前に殺到し、定員からあぶれてしまう可能性があります。そうすると、受験すらできなくなってしまいますので、私は介護福祉士受験が見えてくる2年目~3年目の間に受講することをオススメします。
介護福祉士実務者研修が重要な資格であることはご理解いただけたかと思います。次回は、介護福祉士実務者研修の受講方法・期間・内容について見ていきたいと思います。