【ケアマネ講座 通信】ケアマネ試験突破の秘訣!効率的な対策を解説
ベストウェイケアアカデミーの馬淵です。
厚生労働省が発表した下記の数字。
特別養護老人ホームの入所申込者の状況について以下のとおり取りまとめましたので、お知らせいたします。
特別養護老人ホームの入所申込者は、約52.2万人であり、そのうち入所の必要性が高い要介護4及び5で在宅の入所申込者は、約8.6万人でした。
(以下略)
何気なく通り過ぎてしまいそうですが、後半の「約8.6万人」が指標として重要なんです。
要は、早急に入所しなければならない利用者が、9万人ほど入所できていない、すなわち「特別養護老人ホーム」の数が足りていないという現状が浮き彫りになっているわけです。
子どもの保育は「待機児童」という言葉でよく表されており、一般化しているのですが、実は高齢者も「待機」していらっしゃる方が多い、ということなんですね。
介護に携わる人材も少ない。介護を受ける施設も足りていない、という日本の現状を知っておく必要があります。