沖縄離島観光の課題を「WEBプロモーション×現場主義」で解決する。離島専門予約サイト「しまたび」の挑戦。
9月に入り、台風のニュースに現場での安全確保や調整が続く季節となりましたが、その水面下で、私たち株式会社おきなわコークリエーションにとって大きなマイルストーンとなる出来事がありました。
今年度、私たちが全力を注いで開発を進めてきた、令和8年度 沖縄観光コンテンツ開発支援事業「多良間島・琉球風水集落 探求フィールドワーク」。
7月の全体キックオフから始まり、東道里璃先生との講義、そして真夏の多良間島での熱い開発合宿を経て作り込んできた、本プログラムの核となる「探究BOOK」がついに完成いたしました!
単なる解説本ではない。「研究者」として島を歩くための相棒
「なぜ、ここにこのフクギが植えられているのか?」
「なぜ、この道は緩やかに曲がっているのか?」
今回完成した「探究BOOK」は、一般的な観光パンフレットのように知識や答えをただ一方的に説明するものではありません。
多良間島に残る「琉球風水・抱護(ポーグ)」という先人の空間設計思想を、参加者自身が問いを持ち、地形や集落構造、植物を注意深く観察しながら読み解いていくための「思考のガイドブック」です。
7月の現地合宿で、地元のガイドチームの皆様と一歩ずつ歩きながら「どの写真が最もロジックを伝えられるか」「どの順番で問いを投げかけるべきか」を徹底的に検証したあの時間のすべてが、一冊の洗練された冊子へと昇華いたしました。
参加者を一方的な「観客」から、自ら思考する「研究者」へと変える。
この知的な仕掛けが、多良間島での体験価値を何倍にも高めていくことになります。
商談会からモニター実証へ。広がる「B to B」と「共創」の可能性
完成したこの「探究BOOK」は、今秋、いよいよ社会に向けて本格的にデリバリーされていきます。
まず直近の展開として、9月24日(木)〜25日(金)に開催される「ツーリズムEXPOジャパン2026」の商談会において、B to B向けの高付加価値コンテンツの象徴として披露・活用いたします。
地域の自然や歴史文化を深く学びたいという知的好奇心の高い層や、本質的なサステナブル・トラベルを模索するパートナー企業の皆様に対し、沖縄の離島が持つ「知の体験価値」を力強くアピールしてまいります。
そして、10月17日(土)からは、いよいよ全4回の本番モニタープランがスタートいたします。
おかげさまで、公開直後から多くの反響(エントリー)をいただいておりますが、当日はこの「探究BOOK」を手に、多良間島の風を感じながら、参加者の皆様と共に深く豊かな探究の時間を紡いでいく予定です。
結びに:島の価値を「知の資産」として未来へ遺す
書類上の計画だった構想が、専門家の知見と地元の想い、そして一冊のグラフィックとして形になり、いよいよ全国のビジネスパートナーや参加者の皆様のもとへ届くフェーズに入りました。
一過性の来島で終わらせない、100年後の離島の未来を見据えた私たちの挑戦。
この「探究BOOK」が多良間島でどんな新しい共創のドラマを紡ぎ出していくのか、これからの展開にどうぞご期待ください!


