「机上の論理」を「島の風」の中へ。多良間島・琉球風水探求ツアー開発合宿レポート
8月も最終週を迎え、沖縄を包む南国の太陽の光の中に、少しずつ秋の深まりを感じさせる心地よい風が交ざり始めています。
7月1日のキックオフから始まり、東道里璃先生とのオンライン講義、そして7月末に、多良間島の現場で汗を流した開発合宿まで。
私たちが今夏、持てる熱量のすべてを注ぎ込んで磨き上げてきた、
令和8年度 沖縄観光コンテンツ開発支援事業「多良間島・琉球風水集落 探求フィールドワーク」
昨日8月25日、離島特化型プラットフォーム「しまたび」にて、いよいよ全4回のモニタープログラムの特設ページおよび募集枠を公開いたしました。
多良間島|琉球風水集落 探究フィールドワーク|約4.5時間
公開から24時間。想定を超える「知的な熱量」との出会い
定員は各回5名程度、全4回で計20名様を想定してスタートした本モニタープランですが、公開からわずか1日(本日26日12時時点)で、すでに複数の方々からのエントリー(リクエスト予約)をいただくことができました。
過度な煽りや景品で惹きつけるのではなく、
「なぜ、この場所に、この木があるのか?」
「先人が厳しい自然と共生するために築いた、琉球風水・抱護(ポーグ)の集落設計を自らの目で読み解く」
という、極めてニッチで深い「知的なコンセプト」を提示したプログラムです。
だからこそ、公開直後からこれほど早く、確かな意欲を持った皆様からの反応をいただけたことは、事務局である私たちおきなわコークリエーションにとっても、現場の多良間島チームにとっても、大きな勇気と手応えとなりました。
「説明を聞く観客」から「景観を読み解く研究者」へ
今回のモニタープログラム(10月17日、10月20日、11月16日、12月12日実施)で参加者の皆様にお渡しするのは、ただの案内パンフレットではありません。
学術監修の東道先生と共に制作を進めてきた一冊の「探究BOOK」です。
多良間島の地元ガイドの案内のもと、参加者はガイドの解説を一方的に聞く「観客」ではなく、手元の探究BOOKと地形、フクギ並木、道すじ、御嶽(うたき)を照らし合わせながら、先人の空間設計思想(ロジック)を自ら解き明かしていく「研究者」として島を歩きます。
7月の現地合宿で、波平さんをはじめとする多良間島チームの皆様と「歩くスピード」「問いかけの間隔」「暑さ対策」まで徹底的にシミュレーションしたあの時間が、いま、10月からの本番に向けて最高の形で結実しようとしています。
結びに:10月からの「実証」へ向け受入の質を極限まで磨く
「知的な満足度を高めながら、地域の自然や暮らしと調和した高付加価値な観光コンテンツをどう創るか」。
キックオフの日に私たちがアドバイザーの皆様に投げかけたこの大きな問いは、いま、全国の知的好奇心あふれる参加者の皆様からの期待となって、私たちの背中を押してくれています。
10月からの実証開始に向けて、事務局および多良間島チーム一同、より洗練された「知の体験」をお届けできるよう、受け入れ環境と探究BOOKの最終仕上げに全力で取り組んでまいります。
この秋、多良間島の風の中で生まれる新しい「探究の物語」に、どうぞご期待ください!


