沖縄特有の大きなお墓。「亀甲墓」の歴史と特徴。
沖縄には独特のデザインを持つお墓があります。
親族で1つのお墓を共有していたことや、遺体を安置して清める習慣があったことから、大きな規模になりました。
このようなお墓は建てて長年経っていて経年劣化が激しいため、当社では石製のお墓への建て替えをおすすめしています。
沖縄のお墓は独特の型をしてて、大きなお墓がたくさんありました。
お墓が大きい理由には、沖縄には、「門中」と呼ばれた親族の集まりが1つのお墓を共有していたことが考えられます。
沖縄のお墓の型は、大別して亀甲墓・破風墓があります
亀甲墓(きっこうばか)は小規模なものでも6~8畳の大きさがあります。
形が亀の甲羅に似ていることからこの名前がつきましたが、一説によると、この形は女性の子宮を模して1600年後半から作られるようになりました。
人は母の胎内から生まれ、死ぬとまた帰っていくという思想が墓の形として現れています。
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天久石材店では、古い大きなお墓の建て替えについて墓の型のご相談とともに石製のお墓への建て替えをおすすめしています。
中国から高品質の石を加工してから輸入し、大幅なコスト削減に成功しました。
コンクリート墓よりも劣化が少なく補修の手間がかからないため、お墓を建てた後の管理もとても楽になります。