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知念正彦

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知念正彦(ちねんまさひこ)

天久石材店

コラム

沖縄特有の大きなお墓。「亀甲墓」の歴史と特徴。

沖縄のお墓の特徴と選び方

2015年12月23日 / 2017年4月5日更新


沖縄の古いお墓の一つ、亀甲墓は17世紀後半より建てられ始めました。
傾斜地や丘を掘り込み、石を積み上げて造ったお墓の屋根部分が、亀の甲羅に似ていることからこの名前がついています。
内部は、お骨や遺体を置く基室とよばれるスペースがあり入り口付近には装飾があり、入口前は親族が集うことできる広いスペースがあります。

沖縄の古いお墓「亀甲墓」の由来

沖縄では、死者を風葬する習慣がありました。
遺体を風化させ、後に親族が「洗骨」を行い、遺骨を「蔵骨器」に納めていました。

1500年代に入り、王族が「玉陵(タマウドゥン)」と呼ばれた死体を安置する家型の建物を造りました。
これは斜面や岩盤に穴を掘り、正面を石で装飾したもので「破風墓」と呼ばれていますが、亀甲墓は、これを真似て正面屋根の部分を亀の甲羅状に装飾したものです。

17世紀後半より亀甲墓が沖縄で造られるようになり、1879年の廃藩置県以後、庶民でも亀甲墓を建てることができるようになりました。

明治中期から昭和初期にかけて、その数が増えています。
第2次世界大戦では、これらの亀甲墓は大きな被害を受け、米軍占領下では多くが撤去、区画整理を受けました。
戦後、火葬が普及し核家族化による大規模な墓の需要が減ったこともあり、亀甲墓は小型化しています。

亀甲墓の外観やその特徴

古い時代に作られた亀甲墓は、その入り口付近に、祭祀を行うための墓庭があり、周囲は石垣の柵で囲まれています。
この墓庭に親族が集う光景は、今でも沖縄でよく見られる光景です。

その形は、中国南部の唐墓から伝わったと考えられており、沖縄本島中南部に亀甲墓は多く建てられています。

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亀甲墓の構造や仕組み

亀甲墓は、斜面を掘り込んで基室を造ります。
大きい墓だと4畳以上の広さがあり、奥に石の段を作りお骨を納めます。
基室の出入り口に近いところには、シルヒラシと呼ばれる棺を置くスペースを設けます。

沖縄では、亡くなった後、お墓の中に遺体を置き、遺体の風化を待って1年から数年後に再び遺体を出し、洗骨という儀式(骨を洗う)を行い厨子甕に納めて安置していました。

お墓正面はカガンイシ(鏡石)、シミイシ(隅石)、スディイシ(袖石)といった装飾があり、中にはイケ(合葬場)があります。
初期の亀甲墓は、穴を掘り、石を積んで造られていましたが、戦後はコンクリート製の亀甲墓が増えました。
そして現在、コンクリート製の亀甲墓は、風化が進み石製への建て替えが増えています。

天久石材店では、中国から高品質の石材を加工、輸入して、亀甲墓の建て替えをしています。

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