ボロボロに劣化した古いお墓。建て替えるときの石材選び
お墓の建て替え時期は、石の素材や施工時の技術によって大きく変わります。
引き継いだお墓では年月が経ち、ひび割れの状況が判断しにくいため、プロにみてもらうようにしてください。
お墓を建て替えることが決まったら、その時期に決まりはないので、所有されている方の都合に合わせて建て替えを行うことができます。
最近のお墓創りでは、墓石を高品質低価格外国産を輸入するようになってきました。
墓石によく用いられる御影石は、衝撃に強く高温で熱することがなければ半永久的に持つと言われていますが、高品質の石でもお墓を建てたときの不十分な工事により、さまざまな不具合を起こすこともあります。
例えば墓石を組み合わせるときにすき間があれば、そこから雨水がしみこみ石の劣化を早めてしまいます。
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お墓の建て替え時期は、プロに判断してもらうのがベストです
古いお墓ほど、築年数がわからないことが多く、ひび割れなどを見つけたとしても、簡単な修理で済むものなのか、墓石全体を交換すべきなのか、どちらになるのかがすぐにわからないことがほとんどです。
ひょっとすると、軽い傷だと思っていたのに、大地震でお墓が倒壊してしまう程ひどいものもあるかもしれません。
お墓を引き継いだら、まずは一度お墓全体を業者に見てもらうことをお勧めします。
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お墓の建て替えタイミングはいつが良いか?
お墓のプロに自分のお墓を診断してもらえば、お墓を建て替える方がよいのか、簡単な補修で済むのかを判断してもらえます。
そのときは、複数の業者に相談することをおすすめします。
お墓の建て替えは、コストもかかりますしお骨を移動する手間も発生します。
家族や親戚で話し合いをすることもあるので、余裕を持って取り組んでください。
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