「この歯が失くなると私、生きていけません」
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
もう12月になり、一年の短さを感じてしまうこの頃です。
入れ歯にとって難しいのが餅などのくっつく食材の食べ方です。
例えば総入れ歯で特殊な型取りで入れ歯を動きにくく作るのですが、
ヌガーのようにくっつくと入れ歯が外れてしまう強粘着性には、
とても技術的にかないそうにありません。
よく総義歯で餅を食べようとすると入れ歯がくっついて外れるなどの相談を受けますが、
「その時はお茶などの水分を取りながら少量ずつ食べて下さい」
と話しています。
またチューイングガムなどはやはり噛みにくいため、避けるように勧めています。
やはり自然な歯と比べると入れ歯はかないません。
あくまで入れ歯は失ったご自分の歯の代理としてのものです。
やはり限界があります。
それを無理に酷使されると無理が生じ、入れ歯が壊れることになることもあります。
患者さんにとっても大切なパートナーとして入れ歯を大切にお使い下さい。