噛み合わせると顎や頬が痛い！
皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
先日初診で来院された30歳の男性の患者さんの話です。
「上下の奥歯が噛むと痛い」という主訴です。
口腔内はむし歯、歯周病は認められず、歯の動揺、冷温水痛、も認められませんでした。
もちろん年齢も若く、歯周病に罹患されていません。
患者さんに話を伺うと食事はできるが、歯全体が浮いたような、特に朝症状がきついとのことでした。
やはり睡眠時に問題があるようです。
人は就寝時に上下の歯を強く接触させて、食いしばったり、
ギリギリと音をさせる歯ぎしりを行う事はよく知られています。
その行為は睡眠中なので、ご自分で噛まないようにしようとか、
歯ぎしりをやめようとコントロールすることは難しいと思います。
なぜこのような事が起こるのかは噛み合わせなのか？、ストレスなのか？
原因は分かりませんが、強く噛みしめていることは確かでしょう。
しかしこの状態を放置しておくと、咬合痛や歯の摩耗、歯の動揺を引き起こし、
早期のうちに噛み合わせの崩壊を引き起こすはよくあることです。
この患者さんには就寝時に口にはめて使っていただくマウスピース（ナイトガード）を作り、
装着していただくことで、問題は解決しました。
マウスピースをセット後楽になり、歯の痛みも薄れてきたという事でした。
お困りの方はご相談下さい。
