津谷歯科は快適な入れ歯作りを目指して今年で34年経ちます。
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
以前このコラムにも書かせていただきましたが、歯を抜歯したまま長期間放置したり、
部分入れ歯を作ったが、うまく使えなくて調整せずに入れ歯を外したままにされている方。
それは要注意です。
先日お見えになった初診の患者さんですが、20年も歯が抜けたまま放置されていたそうです。
残った歯はむし歯や歯周病はなく健康そうなのですが、
口を閉じて噛み合わせを診ると、びっくりでした。
残った多くの歯が上下に伸びてずれ、左右にも傾いてずれ、口の中に入れ歯を入れる隙間が無いのです。
上下の残った歯の噛みあう面積が少なくて。
ご本人は食べにくかったそうですが、随分器用な方、いや辛抱強い方なのでしょう。
治療はずれている多くの歯の抜歯や神経を取る作業となることを話しました。
例えば歯を一本抜くと一年で上下左右の歯が傾き、本来のあるべき位置より傾いてずれてきます。
従って抜けた場所を、ブリッジや入れ歯、インプラントで回復しなければ、
その抜けたスペースが隣在歯が傾き伸び、噛み合わせが狂ってきます。
抜けたスペースはそのままでは治りません。
皆さん放置している方は早期に治療をお勧めします。