訪問歯科診療後は口腔ケアの充実を！

2021年8月31日

テーマ：訪問歯科診療

コラムカテゴリ：医療・病院

皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院　院長の津谷　良です。

訪問歯科診療を行うことはお困りの患者さんの主訴を改善すること。
このことは大切なことですが、治療が終了した後のメインテナンスも大切と思っています。

寝たきりや介護を受けられている方の口腔内は、
健康な方と比べても清掃が行き届いているとは思えない方が多いのも事実です。

その場合、介護保険や医療保険で所属の歯科衛生士の口腔ケアが受けられるサービスもあります。
しかしその回数には月4回までという制限もあり、日常的には十分というほどではありません。

もちろんご家族や施設の方が日常口腔ケアを行い、
その不足部分の口腔ケアサービスと理解していただくのが良いのでしょう。

要介護の高齢者は歯を診てもらいたくても身体の不自由さのため通院が出来ず、
またそのような方ほど口腔ケアが行いにくく、治療の必要性が高いと思われます。

痛みや咀嚼障害に耐えることも限度があり、
治療が進み、入れ歯が入り念願の食事がとれる喜びが必要なのです。

是非お困りのご家族や、ケアマネジャーのために岡山県歯科医師会では、
「歯科往診サポートセンター」の窓口があり、県内で往診を行える歯科医院を紹介しています。

是非コンタクトいただきまして、歯科サービスの充実にあてていただきたいと思います。
岡山県歯科医師会　TEL 　086-224-1255　　「歯科往診サポートセンター」