認知症の入れ歯作りについて 2
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
病気やケガ、また何らかの障害で歯科医院に通院できない患者さんが増加しています。
それはご自宅、病院、介護施設などで「歯が痛い」「入れ歯が壊れた」などで、
日常の生活が過ごせない方が多いのです。
その場合、訪問歯科診療や訪問口腔ケアなどが必要とされ、歯科医師や歯科衛生士が患者さんの居住先に出向いて、むし歯や歯周病治療、入れ歯製作や修理、口腔ケアなどを行います。
専門家の立場で口腔内の問題点を洗い出し、相談の上早期に解決するように治療や指導を行います。
皆さん我慢されて、日常生活を過ごされているのですが、手厚い治療を望まれています。
現在は訪問歯科診療に用いる歯科器材もコンパクトに軽量化されてひと昔と比べて扱いやすくなりました。
当医院も削るや吸引機能の歯科ユニットも二代目で、持ち運びや車からの積み下ろしも軽くて楽になりました。
これからは患者さんの日常生活の価値が問われる時代ですので、充実した食生活を過ごせるように、
多くの歯科医師の歯科訪問診療への参加が望まれます。
私は個人的には訪問先での患者さんとの会話は好きな方で、
いろいろなこと例えば今日の天気、気温から好きな食べ物まで雑談をします。
もちろん治療もするのですが、意外と患者さんの本音や性格がわかって楽しいものです。
当医院も街角の歯科医院として39年経ちましたが、
やはり人と接する仕事は難しくても、面白いものです。