入れ歯は慣れる場合と慣れない場合がある!
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
入れ歯をご使用頂いていても、「気持ち悪くてイヤ」
全く拒否される患者さんもいらっしゃいます。
確かに今まで歯の無い状態で慣れているところに入れ歯が入ると、
戸惑われていることも理解できますが、
そのまま入れ歯を入れずに放置しておくと、
歯や顎のズレなどで取り返しのつかない事も起きてしまいます。
入れ歯を入れるメリットは多くあると思います。
食べられるようになる事。
歯や顎のズレを起こさないようにする事などです。
保険の入れ歯が馴染めなければ、保険外ですが厚みが薄く、軽い金属床の入れ歯もあります。
それに慣れているとは言え、歯の喪失数が多くなると、
やはり食べにくいです。
咀嚼効率が悪いためにそれだけ内蔵に負担が増え、体調を崩します。
もう胃がんで亡くなられた患者さんですが、
その方は長期に亘って入れ歯を入れずに過ごされていました。
食事はやわらかい食事とアルコールだったそうです。
ご家族に勧められて、渋々入れ歯を作り、とんかつを久しぶりに食べて感激されていました。
そしてお亡くなりになる1年前に「もう少し早く入れ歯を作っていたら、楽しかったと思う」と
話してくれました。
入れ歯を作ったが慣れずに諦めて、そのまま放置する事があなたの食生活を変えてしまいます。
入れ歯に慣れることはある意味大変なことですが、諦めずにご相談ください。
入れ歯はあくまでモノを潰す道具です。
当医院では様々な入れ歯を作っています。
お困りの方は是非ご相談下さい。