コラム
入れ歯の目的は・難症例に思うこと
2018年7月18日
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
入れ歯の目的は
1) 食べるため
2) 審美、顔の形を整えて若々しくするため
3) 話し易くするため
4) 噛む事で体の安定性を整えるため
まだまだ沢山の目的が.あるでしょう。
また患者さんにとって様々な希望があると思います。
でも入れ歯を作ったが、あまり上手く噛めない。
喋りにくい、口もとがおかしいなどの声も聞こえてきます。
それはどうしてでしょうか?
それは口の中の状態がそれぞれ異なるからです。
患者さんもお困りでしょうが、我々歯科医も頭を抱えてしまうことがよくあります。
口の中の入れ歯を支える歯グキや骨が少なくなって入れ歯が動きやすくなっていたり、
指で押さえるだけで痛い歯ぐきだったり、左右の顎の吸収状態が違って入れ歯が外れやすかったり、
部分入れ歯で残っている歯が動いて入れ歯が安定しなかったり、
一口では言えない、これは難しいと判断出来る多くのケースに遭遇します。
やはり平均寿命が上がり、それはそれで素晴らしいことですが、
歯や歯茎、顎の骨も酷使されて、限界に来ている患者さんが増えていると思っています。
でも入れ歯の目的を思うと、患者さん皆さんに食べやすく、
健康になれる入れ歯を作って差し上げることが我々歯科医の目的と思い、
入れ歯でお困りの患者さんの力になれたらと毎日診察を続けています。
もし入れ歯でお困りの方がいらっしゃったらご相談下さい。
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