誤嚥性肺炎を起こさない為に、口腔ケアは欠かせません
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
食べ物が体を作る当たり前の事ですが、体力の落ちた高齢者にとっては大きな問題です。
知り合いの独り住まいの方で、
暑い夏の間食欲のないのもあって毎日そうめんの様な簡単な食事だけで過ごしていたそうです。
ある日体がフラフラして、入院。
原因は栄養失調。
決して笑い話ではありません。
そして現代の現実の話です。
特に独り住まいですと食事の内容も偏ってきます。
歯科的に食べ易い食事形態を考えると、高齢者の場合は噛む力や飲み込む力を考えて、
一般より食材を小さく切ったり、すりつぶしたり、
また飲み込みを良くする為にとろみをつけたりする事で随分自分の力で食べ易くなります。
また食べ方もゆっくり慌てずに、少量ずつ、よく噛んで唾液の分泌を感じながら食べてください。
また食後は歯のブラッシングを忘れずにお願いしたいと思います。
部分入れ歯をお使いの方は、入れ歯を引っ掛けている歯の周りを特に丁寧にブラッシングして下さい。
部分入れ歯をお使いの方で多いのが引っ掛けている歯のむし歯です。
また入れ歯の表面や内面を入れ歯用歯ブラシで洗剤を付けて毎食後洗っておくと、
口の中が爽やかになり、入れ歯にヌメリが付き難くなり、
口臭予防にも最適です。