入れ歯のリコールについて

2016年8月23日

テーマ：入れ歯相談

コラムカテゴリ：医療・病院

皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院　院長の津谷　良です。

「以前作った入れ歯が最近ゆるくなったようだ」
「部分入れ歯が食べると外れやすくなる」
「食べかすが入れ歯と歯グキの間に挟まって、食べにくい」

入れ歯を作った時は口の中にフィットしていた入れ歯も、時間が経つと歯グキが変化したり、
部分入れ歯だとクラスプと呼ばれる金属製の金具がゆるくなってきたため、
上記の様な患者さんから入れ歯に対する不具合が起こってきます。

その解決方法は歯科医院で入れ歯のリコールを受けることです。

我々歯科医は入れ歯作成時にはいずれ起こる患者さんの口の中の変化は予想しますが、
その患者さん個々によって生理的に歯グキや歯槽骨の吸収する変化量や、
また病気などで他人の入れ歯かと思われるほどの大きな変化量を想像できません。

従って定期的に患者さんに歯科医院にご来院頂いて、
入れ歯の調整を行うしかありません。

それも患者さんに快適に入れ歯をお使いいただくための大切メインテナンスと考えています。
体は時間が経つと変わりますが、入れ歯は作った時のままで変わりません。
是非皆さんも入れ歯のリコールをお受け下さい。

当医院では他医院でお作りになった入れ歯でも、調整させて頂きます。
ご遠慮なく、ご相談下さい。