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歯科における睡眠時無呼吸症候群患者の保険適応について

津谷良

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テーマ:睡眠時無呼吸症候群

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。



ご遠方よりスリープスプリント(以後SS)作製のためご来院下さる患者さんが増えてまいりました。

皆さんSSの保険適用についてご存知ない方も多いと思いますので、
この機会に説明させて頂きたいと思います。

睡眠時無呼吸症候群は医科(内科、.耳鼻科)などのクリニックや病院で、
終夜睡眠ポリグラフィー検査を行って始めて診断がつく病気です。

睡眠時にいきが止まる、いびきが激しい等の主訴をお持ちの方は、
まず上記の施設で終夜睡眠ポリグラフィー検査を受けて下さい。

検査結果の結果、睡眠時無呼吸症候群と診断されると、
処置として
1) C-PAP (経鼻式持続陽圧呼吸装置・鼻から睡眠時にマスクをとうして空気を送り込む機械)
2) SS (プラスチック製のマウスピース・下顎を前方にずらして、喉に空気の通り道を作り、息をし易くする)
3) 咽頭拡大術(外科手術)
等が候補となります。

SSは無呼吸の軽度から中程度までとなっているようですが、
現在当医院ではCーPAPが合わない重度の患者さんも病院からご紹介いただいております。

医科の主治医の判断で歯科にSSの作製の紹介状が必要となっておりますので、
患者さんには主治医の先生とご相談頂いた上で、紹介状と検査結果をご持参いただくようお願い致します。

もし無呼吸であっても、医科から紹介状が無い場合は保険適応にはなりませんのでご注意下さい。

また無呼吸ほどではないが、単なるいびき症の場合は保険適応になりません。

詳しいことは、当医院までお尋ね下さい。

患者さんのかかりつけ病医院が無い場合は検査の出来る医院、病院をご紹介させて頂きます。

  

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津谷良
専門家

津谷良(歯科医)

津谷歯科医院

「うまく噛めない、痛みがある、話にくい、金属のバネが見えるのは入れ歯だから仕方がない」そう思っていませんか? 津谷歯科では患者様の様々なご希望にお答えするのが、プロとしての一流の基準と考えています。

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