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津谷良(つたにりょう) / 歯科医

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コラム

「やわらかい入れ歯」の適応ケースとは?

2015年6月30日

テーマ:やわらかい入れ歯

コラムカテゴリ:医療・病院

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です.。



「やわらかい入れ歯」のご相談を受ける事が多くなりました。

それだけ入れ歯の痛みに皆さんお困りのようです。

「やわらかい入れ歯」は基本的に顎の状態の悪い方に勧められる治療法と思っています。

その顎の状態の悪いケースとは?

1) 歯グキの厚みが薄くて噛む力がその下の骨に強くかかり、歯グキのクッションがいかせない場合
2) 骨の形(尖ってったり、膨らんでいたり)が形状として悪い場合
3) 骨の質が変性して硬すぎたり、軟らかすぎたりして噛む圧力を受け止められない場合
4) 上下の顎の位置関係がずれていたり、
   入れ歯の人工歯が正常な位置関係で並ばずに噛むと入れ歯が動きやすく痛みが出る場合

このような状態が一般的に難症例と言えます。

診療室ではまず患者さんの口の中を診て、キズがないのを確認して、
指を歯グキに.あてがって押すと患者さんが痛いとおっしゃる場所が問題の場所です。

痛みのない方は、「やわらかい入れ歯」は必要ありません。

他の方法で対処します。

指で押して痛いぐらいですので、硬い入れ歯が.入ると痛いのが当たり前です。

ですから痛みを緩衝する素材を入れ歯の歯グキに接する粘膜面に使用しなければ食べられません。

当医院での「やわらかい入れ歯」をお使いの方は時々硬い豆などを食べ過ぎて、
粘膜が強く擦れて痛みが出たと来院される患者さんもいらっしゃいますが、
概ね皆さん歯があった時の食事を楽しめるまで回復しています。

もちろん患者さんの状態のよって個人差はありますが、改善しています。

多くの患者さんは「やわらかい入れ歯」をご使用する以前のことをとても辛かったとおっしゃいます。

お好きなものを食べられない事は辛いことですね。

お困りの方はご相談ください。

お電話にてご予約の上、宜しくお願いいたします。

この記事を書いたプロ

津谷良

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津谷良(津谷歯科医院)

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