柳家小三治さん出演の番組NHK「ザ・ヒューマン」を観て
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
今日は梅と桜についての話しです。
桜の艶やかさは春爛漫を表す言葉として、また散り際の美しさも日本人のあり方の手本として、
多くの日本人の心の支えとなるところは、誰しも認めるところです。
また冬の寒さから少し解放された時に、梅の開花前の可愛く白いつぼみを見ると、
つい愛おしさを感じてしまうのも、
寒さに耐えたいじらしさが日本人の心の琴線に触れるのでしょう。
ラフカディオ・ハーンは「日本の面影」の中で、
「梅と桜は、花の美しさではあきらかに対等に比較されるが、日本人は女性の外見的な美しさを桜に喩えることはあっても、
それを梅に喩える事はない。
ところが女の貞淑さや優しさとなるとそれを梅に喩えはするが、桜の花に喩えない。
(中略)
女性のしとやかさは、ほっそりした柳に、娘盛りの魅力は桜の花に、
女心の可愛さは梅の花にそれぞれ喩えられている」
とあります。
ということは男性にとって女性の理想像は外面は桜、内面は梅となります。
まずは純粋に春の花を楽しみたいと思います。
皆さんも是非ご意見をお聞かせ下さい。