誤嚥性肺炎を起こさない為に、口腔ケアは欠かせません
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
先週の朝食前の歯磨きの話に加えて今週は高齢者の食事の取り方についての話です。
口の中に食べ物を大量に入れず、少しずつ食べることが大切です。
ノドに詰まりやすいもちなどは小さく切って、
一口食べたら水を飲むようにすれば比較的安全だといわれています。
お茶を飲むとむせることが多い方、
食事の際は食べ物が声帯付近に残るためか食後はガラガラ声になりやすい方、
実は老化で飲み込む力が衰えてきている証拠でもあります。
歯科医の指導のもとで舌や口元の筋肉を鍛えたり、
万一ノドに食べ物が詰まった時吐き出すことが出来るように、
咳をする訓練をすることも大切です。
お腹に手をおいて腹筋を使い、勢い良く一気に咳をする要領です。
日頃から咳の練習をしておくと、いざという時に役立ちます。