低学年のできる子にありがちな落とし穴
サイコロのパズルがあります。
ある軌道で転がし、止まったところでの上の目の数を頭のイメージだけで答えるのですが、軌道が長くなればかなり難問です。
ある生徒が「5」と答え、違っていたので「違う」と言うと、
「じゃあ6」「違う」「じゃあ1」とのやりとり。
おいおい、サイコロの目は1~6、いつかは当たる。
しかも、「じゃあ・・・」全然頭を使っておらず、勘で当てにいっているだけではないか。
またある時、答えが合っていたので丸をすると、「ラッキー」との生徒の反応。
これもまた、頭を使うことなく、賭けに出て当たった時の反応に違いない。
てらこやでは、勉強は答え当てゲームとは思っていません。
子どもたちが頭を使う、悩むプロセスの時間を大切にしております。
てらこやでは、この言葉を聞くと、必ず生徒にどのように考えたのか、そのプロセスを説明させています。
皆さんも、お子さんの勉強中の「じゃあ・・・」「ラッキー」にご注意を!