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増本真一

子どもが「自ら考え解決する」本物の学力を育てるプロ

増本真一(ますもとまこと) / 塾講師

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コラム

美しい日本語 正しい日本語に触れることが 国語力をつける近道

2023年2月14日

テーマ:国語 苦手 全然できない 

コラムカテゴリ:スクール・習い事

昨日、日本コスモトピア様のセミナーに参加させていただきました。
貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

お話させていただくにあたり、今までのことを振り返るよい機会となりました。

てらこやを始めて10数年。
沢山の生徒さんたちと一緒にさまざまな経験を通して
成長させていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、セミナーのお話の最後に少し触れた内容をコラムに載せさせていただきます。

私が国語の授業をする際にみんなに伝えていることです。

作文を書くときや話をするとき、私たちは言葉を使います。
正しい型を知っていると、同じように正しく使うことができます

例えば
私たちは正しいお箸の使い方を知っていると、
握り箸で食べている人を見かけると違和感を覚えます。

それと同じようなことが、言葉にも当てはまります。

日頃から読書をしたり新聞やテレビのニュースなどを
見聞きしたりして正しい言葉遣いに触れていると、
おかしな言葉遣いに出会したとき
「なんか変だな」と違和感を覚えるようになります。

この「なんか変だ」と思える感覚が大切なのです。

この感覚があるのと無いのとでは雲泥の差になります。

更に、正しい言葉遣いが身につけば、おかしなところを正しく直せるようになります。

でも、いつまで経ってもマンガを読んだり友達同士の会話ばかりで、
正しい言葉遣いに触れる機会が無ければ、
正しい型がわからないので

どう言えばいいか
どう書けばいいか

いつまで経っても正しいやり方が分からないため、
いつも自信が持てず、不安で苦手意識ばかり強くなって、
ついには書くことが嫌になります。

また、評論文などの独特な書き言葉に慣れていないので
日本語で書かれている文章なのに意味が分からないとなってしまうのです。

本当は小学生の間にこそ、この力をしっかり伸ばしておくべきなのですが、
現実にはなかなかできていないように思います。

特に中学で国語が苦手、さっぱりわからないと言っているお子さんは
この力がついていないことが多いです。

中学で困らないためにも、
小さなうちから少しでも美しい日本語、正しい日本語に触れ、
楽しく読書ができるようになってほしいです。

この記事を書いたプロ

増本真一

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増本真一(算数パズル教室 てらこや)

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