テレビせとうち「ワク!どき!探検隊」 1月11日放送の取材を受けました。
先日、専門の仕事をしている女性プロ3人で、食事会をした際の話です。
それぞれの専門分野に関して、友人や知人から気楽に使われ、
困ってしまうという話がでました。
例えば、翻訳をしているプロは、
「あなた、英語が専門だよね。うちの店のラッピング用紙に、
キャッチフレーズやメッセージを入れたいの。英語になおして。 」
とか、
ITを専門にしているプロには、
「○○さん、PCに詳しいね。
今度、プレゼンでこんなことをしたいんだけど、どうするのか教えて。」
とか。
私も、以前、書道を教えていたことがありました。
それを知っていた知人が、
「字がお上手よね。来週、身内の結婚式があるんだけど、この金封に、
御結婚御祝って書いて。私の姓名でいいわ。 」
と。その後、何度か。正直、割り切れない嫌な気分になりました。
これらはほんの一例ですが、それを専門とするプロには、
当然、全て料金が発生します。
得意なのとプロなのとでは意味が違います。
店舗やオフィスを構えていなくても、プロはその専門知識や技術、
サービスなどを、生業(なりわい)とし、それ相当の資金と時間を投入し、
努力とキャリアを積んできています。
皆さんも、誰かに何かを頼む前に、気楽に頼んで良いものか、
それとも先に料金をお尋ねした方が良いのか、
一度、よく考えてからにしましょう。
ESAエレガントマナー
小原 悦子
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