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幸賢俊プロのご紹介

住宅会社ではない第3者の立場で、お客様目線のアドバイスがしたい(2/3)

幸賢俊 ゆきまさとし

さまざまな経験が教えてくれた感謝の心の大切さ

 30代前半という若さで、すでに信頼されるファイナンシャルプランナーとしての地位を確立している幸さん。その根底にあるのは、「人生におけるお金の問題で、本当に困っている人の力になりたい」という熱い気持ちです。その思いは、自身の生い立ちから生まれたものでした。

 幸さんが1歳の時、母親が事業に失敗。破産をきっかけに両親は離婚し、母子家庭で育つことに。決して裕福ではない暮らしに、幼い頃から「お金で苦労したくない」という思いを抱えて成長した幸さんは、地元の高校を卒業後、営業会社に就職。売り上げ全国1位で表彰されるほどのセールスマンとして活躍しましたが、給料のすべてを母親に渡していたこともあり、自由になるお金は、ほとんどなかったそうです。

 21歳になり、税理士事務所に転職。税務、会計、経営コンサル、保険に関する知識、個人・法人の資金に関する知識を培い、一時期は税理士の道も志したものの、「30歳までに独立」という子どもの頃からの夢を実現するため、ほかの道を探し始めます。不動産業、鍼灸院などで、営業を経験したのち、ようやくたどりついた理想の道が、26歳の時に資格を取得したファイナンシャルプランナーでした。それまで以上に稼げるようになった幸さんは、いつしかお金の持つ魔力に、惑わされるようになりました。

 自分で好きなようにお金を使いたい、稼げれば友人もいらない・・・欲や傲慢さが募ってきた幸さんの周りからは、少しずつ、助けてくれる人、信頼する人、される人が離れていったといいます。ふとそれに気づいた幸さんは、「このままではいけない」と、自分の心を見直す手段として、心理学を学ぶことに。そこで気づかされたのは、人間の不幸とは、人間関係の不満足からくるのだということでした。では、どうしたら身近な人たちとの関係がよくなるのか。その答えは当たり前のことのようですが、それまでないがしろにしてきた、心からの「感謝の気持ち」を持つことでした。

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