【シリーズ：画家に出来る事】春の時
【シリーズ：画家に出来る事】
ついに、全国に非常事態宣言が出ましたね。
更に行動を改めないと、、と思うばかりです。
うちは、奥さんが医療従事者なので、ニュースで目にする医療崩壊などの記事を見ると、全く人ごとには思えず、より身近に感じ、これ以上の感染拡大が恐ろしくて仕方ありません。
大分の現状はそこまでひどくはないようなので、この状況をキープして、終息に向かってもらえればと強く願うばかりです。
その為にも、やはりなるべくの自宅待機。。
「STAY HOME」が必要なのだと思っています。
このコラムを読んでくださっている皆さま、どうぞよろしくお願い致します。
本日の作品
今日の作品は、『en～咲き誇る宙～』（キャンバス・アクリル画）
人とのご縁をテーマにした作品です。
絵の解説としては、
何もない宇宙のブラックホールから描きはじめ、
真ん中の縦のラインに「火」と、横のラインに「水」を描きました。
そして、
全く異なる二つの性質のものが交わることで、
無限の可能性が生まれる、、という意味を込めて、
真ん中に光の輪が2つ現れ、無限の可能性の「X」を創り出しています。
そして、背景は四季を表し、ご縁が宇宙の時を巡っていく。。という作品です。
描き始めた当初は、シンプルな火と水だけだったのですが、
なにか足りない。。。と感じ、
制作していた当時は、息子が生まれたばかりで、
父親になるうえで、絵描きを仕事としている身として、
やはり不安が付きまとっていました。
『これから画家としてやっていけるのか？』
自問自答の日々だったと思います。
それでも、『やっていくんだ！！』
という強い決意をこの画面に込めて、描き進める中で、
画面中央から上の火の鳥が生まれました。
人とのご縁でこれまでやってこれたという感謝と、
自身の決意を込めた作品です。
新型コロナウイルスで、
世界中がますます日々の行動を考えさせられている今こそ、
人とのご縁の大切さと、
自身の決意を、どう世界にぶつけていくのか？？？
そんな気持ちを込めて、今日はアップしたいと思います。
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