歯周病の原因菌について

お口の中には、実は、300～400種類の細菌が存在しています。

これは体の中でワースト1の質と量です。

その中に歯周病の原因となる菌が含まれており

その特徴は何と「酸素が嫌いなこと」なのです。

酸素が嫌いだから、酸素が届きにくいところに集落を形成します。

それはどこかと言うと、歯と歯茎の境目の歯肉溝というところで

異常に増殖すると歯周ポケットと呼ばれます。




その歯周ポケットの中で、歯と歯茎の付着をはがし、歯茎を腫らして、歯槽骨という歯を支えている骨を破壊していくのです。

この歯周病菌、多くの場合、外部から侵入してお口の中で増殖するので

親子や夫婦などの身近な人に歯周病の人がいると感染するリスクが高くなり注意が必要です。

歯磨きは、歯だけを磨くのではなく、歯と歯茎の境目を丁寧に磨く必要があるのをお忘れなく。