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諌山正典

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諌山正典(いさやままさのり) / 歯科医

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コラム

歯肉の退縮

2019年10月5日

テーマ:歯周病

コラムカテゴリ:医療・病院

最近、歯茎が下がってきて

「歯が長く見えるようになった。」

とか

「食べ物が詰まりやすくなった。」

と思っている方は多いと思います。





歯茎の位置が下がる理由は色々あるのですが

今回は歯周病で歯茎が下がるという現象について書いてみたいと思います。

実は、歯周病で歯茎が下がったように見える場合は、健康な状態に近づいています。

歯周病とは、歯を支える周囲の組織に炎症が起きる状況なので

状態が悪いと歯茎が腫れた状態になっていることが多く

歯茎が歯の上の方まであるように見えます。

ですが、実は、歯を支える骨の高さが低くなっていることが多く

しっかりと清掃をして歯茎の炎症が落ち着いてくると、歯茎が下がってくるのです。

このように病的な歯茎の退縮がおこると

どうしても歯が不自然に長く見えたり

食べ物が必要以上に挟まるようになったりと

不快を訴える方が多くなります。

炎症が軽度で、歯茎の骨が低くなるまでには至ってないと

炎症を落ち着かせても歯茎はそれほど下まで退縮しないので、気になるほどにはなりません。

歯周病は痛み無く進行する生活習慣病なので

30歳を過ぎたら、是非一度は歯周病のチェックを歯科医院でしてもらうことを強くお勧めします。

この記事を書いたプロ

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