噛み合わせが原因で歯周病になる?!
古代から人類が悩まされ続けている口の病気「虫歯」と「歯周病」。実はこれらは口に棲みついている細菌によって引き起こされているということをご存知でしたか? 口の中には多種多様な細菌が生息しており、この細菌が寄り集まって集落を形成してしまうことが問題となります。 細菌も人間と同じで数が増えすぎると周囲の環境に悪影響を及ぼしてしまうのです。 この細菌の集落のことを英語で「プラーク」、日本語で「歯垢(しこう)」と言います
実は、歯磨きで最も大事なことは、この「プラーク(歯垢)」を壊していくことなのです。 一日に一回、口の隅から隅まで「プラーク(歯垢)」を壊すことができさえすれば、「虫歯」や「歯周病」とは無縁の人生をおくることが可能になります。 そうは言ったものの、自分の口の中は自分で見ることはできません。 そこで、我々のような口の専門家が「プラーク(歯垢)」の付着しやすい場所やその壊し方をアドバイスさせていただくことで、 口の隅々まで「プラーク(歯垢)」を壊すことが可能になるのです
「プラーク(歯垢)」の大きな特徴は、人それぞれ顔形がちがうように、人によって細菌の種類や活動性が異なることです。 本来は、人により異なるはずの「プラーク(歯垢)」ですが、夫婦、親子、恋人同士などでは、だんだんと似てくることが判っています。 だから、「結婚する前は何ともなかったのに、結婚してから口の状態が悪くなった気がする」なんてことも・・・。
そうです、「プラーク(歯垢)」は伝染るんです。自分自身の為に、大切な方の為に適切な「歯磨き=プラークコントロール」を身につけてみませんか?