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諌山正典

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諌山正典(いさやままさのり) / 歯科医

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コラム

咬める入れ歯の作り方①—歯ぐきを鍛える—

2012年4月26日 公開 / 2020年6月16日更新

テーマ:義歯・入れ歯

コラムカテゴリ:医療・病院

患者様:「入れ歯って、作ってから少しすると緩くなるよなぁ。」

私  :「えっ!そんなことありませんよ。うちで作った入れ歯は使えば使うほど、馴染んできて歯ぐきにくっつくようになります。」

患者様:「ほんとかえ、そんなん聞いたことないえ。年をとると歯ぐきが減って、小さくなるんやろ。」

私  :「いいえ、そんな事はありません。入れ歯の形にそった、歯ぐきの形になっていくから、何年たっても歯ぐきの形はほとんど変わりません。」

患者様:「へぇ~、そんな事あるんかえ。」

私共の診療所でよく交わされる会話です。

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私共の入れ歯作りは、少し普通と違いまして、歯ぐきの形を型取りする前に、徹底的に歯ぐきを鍛えあげます。具体的にどういう風にするかと申しますと、仮の入れ歯をまずはお作りして、日常生活でどんどん使っていただきながら、痛い所やくっつき具合を調整していきます。仮の入れ歯で、十分に何でも咬めて、歯ぐきがカチカチに固まってきたら、待ちに待った最終的な入れ歯の型取りの時期到来です。

お陰様で、当診療所も8年目を迎える事が出来ましたが、未だに入れ歯の作り替え0件、入れ歯が嫌でインプラントを希望された方0人です。咬め過ぎて、固い陶器の歯が少しずつ擦り減りますので、半年に一回のかみ合わせの調整にはお出でいただく必要がありますが…。

入れ歯は、とても体にやさしい治療法だと思います。そんな入れ歯作りと、入れ歯をお使いの方の満足気なお顔を拝見するのが私の楽しみの一つです。

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