教育資金の貯め方 教育資金もインフレ!?
こんにちは。大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
先月、健康診断に行ってきましたので、今回はこの健康診断についてお話ししたいと思います。
会社員や公務員の方は1年に1回健康診断を受けていると思いますが、
健康診断と人間ドック
どちらを受けた方が良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
令和4年度の厚生労働省国民生活基礎調査によると、
20歳以上で過去1年に健康診断や人間ドックを受けたことがある人は、
男性が73.1%女性が65.7%となっています。
健康診断も人間ドックも
自身の健康をチェックする
という意味では同じですが、
健康診断には法的義務があり、
人間ドッグには法的義務がないという明確な違いがあります。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
健康診断
労働安全衛生法に基づいて企業が労働者の健康状態を把握し、
業務上の事故の防止や、
病気の早期発見を目的として毎年定期的に行われる検査です。
人間ドッグに比べると検査項目は限られていて、
検査費用も人間ドッグより安価ですが、
オプションとしてがん検診や特定の検査項目を追加することもできます。
会社に実施が義務付けられている健康診断の費用は、
労働安全衛生法に基づく
身長
体重
胸部X線
肝機能検査などの11項目は職場負担で、
それ以外の検査は職場によって一部自己負担の場合もあります。
健康診断には様々な種類があり、
保険証の種類によって受けられる検査内容が異なります。
企業の健康保険組合の場合、
健康診断の補助や助成を実施していることがあり
対象となる健康診断の受診条件や費用、
検査内容などは健康保険組合によって異なります。
協会けんぽ(全国健康保険協会)の場合
特定健康診査を受診する際に補助が受けられますが、
当日窓口で支払う金額は受診する医療施設によって異なります。
また、特定健康診査とは
40歳から74歳を対象に
主に生活習慣病の予防を目的としたものです。
一般健康診断よりも検査項目が少なく、
高血圧
糖尿病
高脂血症といった生活習慣病をスクリーニングするための検査がほとんどで、
リスクのある方には生活習慣の改善を促します。
人間ドック
健康診断だけでは不安という方にお勧めしたいのが、
多角的かつ専門的に病気の発症リスクを調べられる人間ドックです。
法的な義務がない任意検査のため費用が全額自己負担になります。
しかし、住んでいる地域や所属する健康保険協会または健康保険組合、
契約している保険会社によっては補助金や助成金が受けられる場合もあります。
希望があればより細かい検査をオプションで追加することも可能で、
健康診断では見つけることができない病気を
早期発見できるところが最大のメリットです。
人間ドックで行われる検査は50項目以上あり、
健康診断の項目の他に
CTやMRI、内視鏡検査、腫瘍マーカーなどの詳細な項目や、
女性特有の病気である子宮がん、乳がん、
男性特有の病気である前立腺がんなどの専門ドッグもあります。
健康に気を使うことは
忙しい毎日を理由に後回しにしがちですが、
ご自身とご家族のために定期的な健康診断、
人間ドッグの受診を心がけましょう。
お金も大事ですが、まずは健康ですね。
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