心理的安全性ってそういうことだったのか! Ⅱ

佐藤正治

佐藤正治

テーマ:働きがいのある職場環境作り

エイミー・C・エドモントンソン著の「恐れのない組織」にはこう書かれています。

「フィアレスな(不安も恐れもない)組織とは、知的集約的な世界にあって、対人関係の不安を
最小限に抑え、チームや組織のパフォーマンスを最大にできる組織のことである。」
『心理的安全性とは、大まかに言えば「みんなが気兼ねなく意見を述べることができ、自分らしく
いられる文化」のことだ。
「ミスが迅速に報告され、すぐさま修正が行われる。グループや部署を超えた団結が可能になり、
驚くようなイノベーションにつながるかもしれない斬新なアイデアが共有される。」

 心理的安全性を醸成し「イノベーション」につなげることが主な目的でした。

 心理的安全性を醸成していくためには、失敗に対する対応の仕方が重要になってきます。
よい知らせしか歓迎しないリーダーは、不安を生み出し、そのせいで真実の声が聞こえな
なってしまいます。率直な意見が言えなくなり、沈黙の文化が形成されてしまいます。
また、波風を立てないために歩調を合わせるようになってしまいます。

 失敗を恥ずかしいものではないとする必要があります。失敗をした結果は受け入れて、
明らかな怠慢による失敗は別にして、叱責するのではなく、なぜ失敗をしたのかを検証し
次に活かしていくという考え方にシフトしていく必要があります。そのうえで、
セカンドチャンスを与えることが必要になります。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

佐藤正治
専門家

佐藤正治(社会保険労務士)

masaharu社会保険労務士事務所

健康企業ナビゲーターとして、働く人たちの心身の健康にもじっくり向き合います。メンタルヘルス不調の原因を探り、企業に応じた対処法をアドバイスします。

佐藤正治プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

「社労士」社労士EAPで生産性向上や人材定着に取り組むプロ

佐藤正治プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼