エンゲージメントとエンゲイジメントの違いをご存じでしょうか? その3

佐藤正治

佐藤正治

テーマ:働き方改革のその後

「エンゲージメント」を優先するために福利厚生などを充実させ、労働時間の短縮などに取組、会社に対する「エンゲージメント」を向上させることはとても大切な事だとは思います。
しかしながら、雇用環境の整備だけで仕事に対する満足度が向上されていないと、今やっている仕事に対しての不満が溜まっていくこともあります。その結果、会社に対する「エンゲージメント」は高く雇用環境には満足しているのですが、一方ではキャリアアップや自身の満足・向上は満たされずに転職を選んでしまうかもしれません。
そうならないように「ワークエンゲイジメント」をまず高められるような方策を取ることが出来るような社内体制を整備し、ジョブクラフティングや自己決定権の範囲の拡大などができる社内環境を整備し、そのためには心理的安全性が確保されているような社内環境であることが必要なのですが、ワークエンゲイジメントを高めることで「エンゲージメント」を高めることに繋がっていくようにすることが必要だと思います。
あくまで私見ではありますが、個人の「ワークエンゲイジメント」を高めることを認めてくれるような会社に対する満足が「エンゲージメント」を高めることにも繋がっていき従業員の定着に繋がることが理想的なのではないでしょうか。

今回で一区切りを付けたいと思います。

このような働き方改革のその後、
どうすればよいのかについて定期的にコラムで書いてみたいと思います。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

佐藤正治
専門家

佐藤正治(社会保険労務士)

masaharu社会保険労務士事務所

健康企業ナビゲーターとして、働く人たちの心身の健康にもじっくり向き合います。メンタルヘルス不調の原因を探り、企業に応じた対処法をアドバイスします。

佐藤正治プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

「社労士」社労士EAPで生産性向上や人材定着に取り組むプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ大分
  3. 大分の法律関連
  4. 大分の労働問題・就業
  5. 佐藤正治
  6. コラム一覧
  7. エンゲージメントとエンゲイジメントの違いをご存じでしょうか? その3

佐藤正治プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼