アンコンシャス・バイアスとアンガーマネジメント③
初めまして。この度マイベストプロに登録していただいた社労士の佐藤正治です。
事業所や会社としてメンタルへの部分への対応にも助言が出来ることを活かした、「社労士EAP」サービスをこれから積極的に広げていきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
今回初めてコラムを書かせていただくのですが、初回のテーマとして選んだのは
「エンゲージメント」と「エンゲイジメント」の違いについてです。
最近話題になっていて、皆さんが思い浮かべるのは多分「エンゲージメント」の方だと思います。
「エンゲージメント」を数値化して計測できるアプリなども多くみられるようになりました。
「エンゲージメント」は企業や会社との繋がりや帰属意識を表すもので、会社との親和性を表しているものです。
それに対して「エンゲイジメント」は正式には「ワークエンゲイジメント」で、会社や企業に関係なく、仕事そのものに対する取り組みに関するものです。オランダのユトレヒト大学のシャウフェリ先生がバーンアウトの研究をしているときに定義したもので、日本では島津明人先生が第一人者のようです。ワークエンゲイジメントの3つの要素が「活力」「熱意」「没頭」なので、ワークエンゲイジメントを向上させるためにどうやって「活力」や「熱意」を向上させ仕事に「没頭」出来るような状態に持っていけるかということで、まだ研究の最中ではあるようです。ただ、研究の過程で結果としての成果が表れているものもあるようなので、大いに参考になるのではないかと思っています。
第1回目のコラムなのでこのくらいにして、続きは次回にしたいと思います。