セイコー マチック 修理 オーバーホール Cal.6218-8950
今回はオーデマピゲの修理 オーバーホールのご紹介です。
まず、Cal.2120ですが、この機械は1967年に製造が開始されています。
この機械は、パテックやバシュロンなど世界の三大時計にも使われている機械で、なんと厚さ2.45ミリと言う超薄型の自動巻きで、薄くするために、テンプやアンクルなどに様々な工夫が見られる時計です。
機械のほうは、年代の割りにまずまずですね。ゼンマイのトルクもかなり弱いので機械もさほど、いたんではいないようですが、油切れでメンテナンスを必要としていました。
それにしても、薄い機械ですねー。ぺらぺらですが、部品一点一点の作りは良く、厚みもしっかりあると感じました。
この手の薄型は、機械や、部品の扱いに特に神経を使いますが、部品の裏側など、見えないところまで装飾が施してあり、その美しさに、作業の手が止まることすらあります。
回転錘のふちには21Kの金無垢を使用されている高級機ですね。
今回は佐賀県より修理ご依頼ありがとう御座います。
アンティーク時計修理・販売 フジヤマ時計店
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