セイコー マチック 修理 オーバーホール Cal.6218-8950
今回はブルガリのクロノグラフの修理オーバーホールのご紹介です。
今回は、不動でお持ちいただきました。何年か前にオーバーホールしたとの事でした。
この機械は、ETA社の28系の機械なのですが、2段に設計されている機械で、時計機構と、クロノグラフ機構に分けることが出来ます。以前ご紹介いたしました、オメガ スピードマスター Cal.3220もETA社の28系の機械ですが、それとは異なる ETA 2894という機械が使用されています。
機械を分解していきます、時計機構単体にしますと、動き出しました。どうやら、不動の原因は、クロノ機構にあるようです。
クロノ機構を分解していきますと時計機構とは明らかに油の入り具合が違いました。
これは、以前のオーバーホール時に、時計機構のみをオーバーホールしたものと推測いたします。
この機械の部品は流通が少なく、大変高価になりますので、定期的にオーバーホールをお勧めいたします。
クロノ機構は、部品の折損等無く、研磨や、調整で使用可能でした。
アンティーク時計修理・販売 フジヤマ時計店
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