セイコー マチック 修理 オーバーホール Ｃａｌ．6218-8950
今回はシチズン スーパーエースのオーバーホール 修理のご紹介です。
文字盤は腐食が進み、なんだか、違和感のある感じがいたしますが、文字盤をリダン（書き換え）に出しますので、 綺麗になって再び時間を刻んでくれるとおもいます。
、、、
そんな期待とは裏腹に、数々の困難が、待ち受けているとはこの時知るよしもありませんでした。
まず、このシチズンスーパーエースですが、1960年半ば、シチズンデラックスの廉価版である、シチズンエースの23石の機械を赤金メッキして廉価版の機械を、特別調整機にしているようにも思いますが、
考えても見れば、デラックスの機械設計を使っていますし、特にこの23石の機械設計は、1959年に スイス時計歩度公式検定所でクロノメーター検定を受けますが、当時の優秀級クロノメーターに相当する精度があると評価を受けたぐらいの設計ですから、当然、高級機、特別調整機として十二分のポテンシャルを持った機械ですね。
デラックスの設計を受け継いだが為に販売価格を下げることが出来ましたが、廉価版ではなく後継機ですね。
次回 お楽しみに
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