匂いのアンカー
先日、エリクソン催眠の研修を二日間受けました。
そこで行ったワークが、言葉の内容ではなく、相手を見ながら催眠誘導をするというものでした。
「素晴らしい12月の1日ですね」
の言葉を繰り返すだけで、催眠へ誘導するということでした。
そのためには、相手を見るということ。
キャリブレーションをしっかりとするということです。
相手の顔の表情、目の動き、瞬きの回数、呼吸の深さなどを見ながら、
相手に合わせて、声のトーン、大きさ、間のとり方を変化させることで、
トランス状態へ誘導するというものでした。
実は、ここに、人間関係構築に関する大切な要素が存在します。
昨今、マニュアル営業というものが問題になっています。
マニュアル営業により、不愉快に感じる人がほとんどです。
では、その不愉快に感じる原因はどこにあるのでしょう。
それは、自分が承認されていないと感じるからです。
エリクソン催眠の誘導ワークで感じましたが、人は話の内容で感情的にはならない。
人は、その先に相手の感情を感じることで、気分を害するということです。
例えば、その言葉に腹が立つのではなく、その相手の態度や雰囲気から自分がイメージするわけです。
相手の気持ちを読心術指定舞うことで、自分に対する相手の思いや承認が問題となります。
そして、催眠と言えばテレビの番組(昔していましたね)のように
人を自由に操れるというイメージを持っている人もいるかと思います。
人は決してやりたくないことを催眠によりすることはないです。
犬になりますと言われて、犬のイメージを湧かし、ここは居ぬになるべきだと無意識が思うから。
「つちのこ」になります。
と言われると、実は人によってイメージが違ったり、イメージできないと成れませんよね。
エリクソン催眠は、基本心的治療のためと考えてください。
あなたの中にある物を変えることで、受け取り方を変えたりするのがそれにあたります。
だからエリクソン催眠というだけで、実は、同じことがそこら中に存在しています。
目を見つめて、抱きしめて、キスをする。
ここに言葉はないですね。
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