フラで得られる驚きの効果
フラは、他のダンスと違って、ゆっくりとした動きのダンスなので、妊娠中の運動としておすすめされています。ゆったりとしたハワイアン音楽は胎教によいと言われており、他にもメリットがたくさんあります。
ただし、妊娠から出産までは個人差があるので注意しましょう。特に妊娠初期の安定期に入るまでは、胎盤が不安定なので体調に配慮しながら行うようにしてください。
妊娠中の運動としておすすめの”マタニティフラ”
マタニティフラとは、出産を控えている妊婦さんが無理なく楽しめるフラのことです。
妊娠中の運動不足の解消や、リラックス効果、また出産に臨むための体力向上や筋肉強化を期待することもできます。
今回は、マタニティフラについて詳しく見ていきましょう。
マタニティフラで得られるものとは?
マタニティフラでは、運動不足の解消を期待することができます。マタニティフラはゆったり踊るものなので、全身の筋肉を程よく鍛えることができたり、妊娠中に起きる体の変化についても、より良い効果を期待することができます。
裸足で踊ることにより足裏が刺激され、血液の循環が良くなって、むくみなどの解消につながるほか、腰を動かして踊ることで骨盤まわりの筋肉が鍛えられ、骨盤の歪みの改善、ひいては腰痛を和らげる効果も期待することができます。
さらにフラは骨盤底筋群のストレッチとしても人気で、産後の筋肉引き締め効果や、尿漏れ防止などにも効果があります。
また、肩から指先まで使うハンドモーションでも、肩こりを解消できたりと、体全身に良い効果が期待できるのがこのマタニティフラなのです。
そして、もうひとつ注目したいのが、フラに用いるハワイアンミュージックの効果。ハワイアンミュージックのようなゆったりとした音楽には、リラックス効果がありストレス軽減につながります。
また、お母さんが聴いている音楽は、お腹の中の赤ちゃんも聴いていますから、胎教としてもおすすめです。
妊娠6~7カ月を過ぎると、赤ちゃんの聴覚機能が発達しますから、ぜひ赤ちゃんと一緒にハワイアンミュージックを聴いて楽しんでください。
マタニティフラを行う上での注意点
妊娠初期ならお腹も出てないし、そんなに激しく動かない踊りなら「マタニティフラじゃなくてフラでも良いのではないか」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、これはおすすめしません。
妊娠初期の頃は胎盤の形成時期で、まだ赤ちゃんを守るための胎盤がしっかり作られていません。
そのため、赤ちゃんも不安定な可能性があり、色々なリスクを考慮すれば、妊娠初期の頃に積極的に運動するのは控えた方が良いのでしょう。
それでももし、時間があるので何か運動やダンスを始めたいという場合は、産婦人科の先生とよく相談してください。
ちなみにマタニティフラの奨励時期は、胎盤がしっかり形成され、安定期と言われる時期に入った妊娠16週を過ぎたあたりからです。ぜひ、無理のないようにお腹の赤ちゃんとマタニティフラを楽しんでくださいね。
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