怒りの感情をコントロールする方法

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:心のととのえ方

強い怒りは、
ぶつけれるのもイヤですが、

自分がその気持ちに
飲みこまれてしまうのも
つらいものです。

今日は、そんな怒りの感情に
支配されそうなとき

それを自分で
コントロールできるようになる秘訣を
お伝えします。

たぶん、今まで
聞いたことがない方法だと思いますよ^^




●強い怒りを感じたとき

たとえば、相手から理不尽なことを
言われたとき、

自分には落ち度がないのに
言いがかりをつけられたとき、

怒りの感情が湧き起こって
どうしようもないことってありますよね。

怒りだけではなく
強い感情に支配されるのは
とても疲れるものです。

さらに、カーッとなって
ひどい態度を取ったりすると

そこに自己嫌悪もプラスされて
後々まで引きずることもあります。



●よくある「怒りのコントロール法」

よくある怒りのコントロール法で
「6秒ルール」というのがあります。

怒りのピークは長く続かないので
6秒やりすごすことで
衝動的な行動を抑えることができる、
というものです。

ただ、たしかにピークはおさまりますが
怒りの感情自体が消えるわけではないんですよね。

また、深呼吸するとか、
場所を変える、という方法もあります。

深呼吸すると、自動的に
気持ちが穏やかになりますし、

場所を変えることは、
強制的に視点を変えることになるので
どちらも効果的です。

が、それができないような状況だったり、
深呼吸や場所を変えるという
心の余裕すら持てないこともあります。

いずれにしても、これらは
怒りの逃し方や、
抑えるための方法です。

つまり、怒りの感情そのものは
残り続けるんですよね。



●感情は選ぶことができる

よく「感情は選べない」と言われますが
じつは、感情は選ぶことができます。

もちろん、選ぶ間もなく、
瞬間的に湧いてくる感情もあります。

それでも、それをそのまま持ち続けるか、
あるいは別の感情に変えていくか、
選ぶことができます。

つまり、私たちは
怒りの感情自体を、別の感情に
変えていくことができるんです。

まず、怒りの感情の代わりに
どんな感情を感じたいかを決めて、

それを選べるようにしていきます。

カウンセリングでは
どんな感情を選びたいか、
どうやって選べるようにしていくか、

そして、感情を選ぶときの
「スイッチ」を作ったりして

感情と上手に付き合い、
コントロールできるようにするために
できることをやっていきます。



●代わりに感じたい感情は?

具体的な方法や手順については
カウンセリングや講座に
ぜひ来ていただくとして、

まずは、「怒り」の代わりに
どんな感情を感じたいか、

それだけでも
イメージしてみてください。

たとえば、冷静さ、穏やか、
あるいは呆れたり、がっかりしたり、

時には面白がる感情だったり・・・

そして「感情に振り回されるしかない」
ということはなくて、

私たちは自分で望む感情を
選ぶことができる、と知るだけで

次に、強い感情に
振り回されそうになったとき

何かしら変わっていることに
気づくかもしれません。

強い感情に疲れてしまった方は
まずはこちらに。


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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

松尾聡子プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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