「夫にやさしくする気になれない」あなたへ

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:夫婦関係の悩み

結婚して何年も経つと
いろんなことがあるものです。

そうした出来事の積み重ねの結果

「夫にやさしくしたくない」
という気持ちになることもあります。

一緒に暮らしているのに、
それはちょっとキツイですよね。

今日は、そんな経験をお持ちの方の
ヒントになるお話です。




●別にラブラブになりたいわけじゃないけど

夫と離婚したいわけではない。

だからといって
ラブラブになりたいわけでもない。

でも、子どもの前で
ギスギスした空気を出すのもイヤ。

といっても、
夫にやさしくしてあげたくない・・・

という葛藤をお持ちの方、
意外と多いんですよね。

2年前に講座を受講されて、
今回再受講したYさんが
そんな葛藤の答えを見つけました。

再受講の今回、
前回と受け取り方が大きく変わったことが
1つあります。

それは
「現在の重要な他者と 愛着関係を作る」
というところです。

当時は、重要な他者である主人と
愛着関係を築くことへ
ものすごく抵抗がありました。

「なんでこの人に対して
そこまでしてやらないといけないのだろう」

「まったくやる気沸かない」

「でも一応『重要な他者』だしなぁ」

と思っていました。

でも、今回は
「愛着とまではいかなくても
安全地帯(私はOK・あなたもOKの場所)」
となることはできる」

という言葉が、
私の中にすーっと入ってきて、

「そこでいいんだ」
「それならできるなぁ」
と感じました。



2年前とは違い
仕事も落ち着いていること、
子どもも成長してきたこと、

私自身も
こころの整え方を身につけていること、

主人のことを
大切にしたいわけではないが

「重要な他者」であることを
受け入れられていること、などなど、
様々な要素があって

今回「主人の安全地帯になる」
っていうのを

受け入れられたのではないかなと
思いました。

私と子どもの日々の平穏のために
「しゃーない、やってやるかぁ」
ぐらいの気持ちです^^

(Yさん)




●「重要な他者」とは

「重要な他者」というのは、
自分を中心とした
人間関係の位置付けを表したときに、

自分の一番近くに位置する
関係の人のことです。

「夫婦」や「親子」が
当てはまるのですが、

ここの関係が
うまくいっていなかったり、

安心できる関係性では
なかったりすると、

すごくストレスを感じますし、
自分に自信が持てなくなったりします。

そうすると、
安心して人生を楽しんだり、
頑張ったりもできなくなります。

そうなると、
人生全体の質が落ちてしまうんですね。



●人生いろいろあるけれど

とはいうものの
人生いろいろあります。

夫にやさしくしたくない!

なんなら、ちょっと
仕返しとかしてやりたい!

と思う気持ちが生まれるような
出来事もあったりするものです。

ただ、以前はたしかに
そう思っていたとしても

2年前から、Yさん自身が
自分の心と向きあい、

仕事の面でも、子育てでも
学びを活かして
状況をどんどん変えていった結果、

以前は受け取れなかったことが、
無理なく受け取れるようになったんですね。

新しい気持ちで歩み出す
これから先の2年間は、

きっと、これまでの2年とは違う、
新しい変化が起きるはずです。

私も、楽しみです^^



●楽しく学んで、人生を変える

『こころの道しるべ講座』
先日、最終回を迎えました。

「学びって楽しい」と
受講生さんたちがおっしゃっていたのが
とても嬉しく、頼もしく感じました。

こんなふうに、
楽しく学びながら
人生を変えていける講座です。

次回は2025年12月から開催の予定です。

10月14日から、
無料個別説明会のお申込みを
受け付けます。

まだ受講するかわからないけど、
興味あり!という方は

こちらのメルマガに登録して
お待ちくださいね。


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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

松尾聡子プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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