ひとりで抱え込んでしまうあなたへ。「上手な頼り方」の秘訣

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:生きづらさ

つい、自分ひとりで抱え込んで
てんてこ舞いになっちゃう。

「周りに頼ったら?」と言われるけど
相手の迷惑を考えると申し訳なくて

結局、自分でやってしまったり。

一方、上手に周りに頼れる人もいて、
ちょっと羨ましくなること、
ありませんか?

今日は、そんな頑張り屋さんのあなたに
「上手な頼り方」の秘訣をお伝えします。




●人に頼るのが苦手でいっぱいいっぱい

人に頼るのが苦手か、得意か、
という問いですが、

私が聞く限りでは
「どちらかというと苦手」
とおっしゃる方が多いような気がします。

頼るのが苦手だから
なんでも自分で抱え込んでしまって

いっぱいいっぱいになって
イライラしちゃう。

そんな自分がイヤで
上手に頼れるようになりたいけど

それが難しいから
困っちゃうんですよね。

私も長女だからか、
頼られるのは平気なのですが、
自分が頼ったり、甘えたりが苦手なので

頼れない、甘えられない気持ち、
すっごくわかります!



●頼れるようになって、気づいたこと

とは言うものの、
最近は前よりは「頼れない」も
緩んできたように思います。^^

そんな私の経験から言うと

ふだんから
あまり頼らない人が頼ると

頼られた相手は
じつは意外と喜んでくれるんだな、
ということです。

自分が人に気を遣うように、
相手もこちらに気を遣ってくれているものです。

こちらが困っていそうなときに
手助けしてあげたいな、と思っても

頼まれてもないのに
口出し、手出ししない方がいいのでは、とか

迷惑だと思われるかも・・・
と思っていることもあるんですよね。



●逆の立場で考えてみると

たとえば、
逆の立場で考えてみると
わかりやすいかもしれません。

一人で抱えこんでいて
大変そうな人を見ていて

力になりたいけれど
こちらを見向きもせずに
一人で頑張り続けていられると

私のことは
頼りにされてないのかな、
認めてもらえてないのかな・・・

と、寂しくなりませんか?

だからこそ、
いつも一人で頑張っている人から
頼りにされると、

めっちゃ嬉しいですよね^^



●それでもやっぱり頼めないときは

ただ、それでも
どうしても相手に頼るのは
申し訳ないし、

迷惑だと思われるのがつらくて
頼めない!

でも、できれば頼みたい・・・
ということもあると思います。

そういうときは、
いきなり頼み事をするのではなく

「頼ってもいいか、ひとこと聞く」
のがオススメです。

たとえば
「じつは、頼みたいことがあるんですけど、
いいですか?」

そして
「忙しかったら、無理しなくていいんで!」

ということを最初に伝えておくと、
相手もできないときは断りやすいし、

忙しいといわれたら
それは単にタイミングが悪かった、
ということなので

腹をくくって一人でやるか、
あるいは他の人を探してみるか、

次の選択肢に進むことができます。

ほんの少し、
いつもと違うことができるようになると

それだけで、世界がぐぐーんと
生きやすくなることってあります。

その感覚を味わってみたいな、
という方は、
まずはこちらにどうぞ。

コミュニケーションに役立つ
おすすめキーワードは
こちらでもご紹介しています。


◆書籍発売中!◆
『もう、洗面室に鍵はかけない』
~セックスしてもしなくても、夫婦でいたい~
詳細はこちらです。

アマゾンでもご購入いただけます。
アマゾンのページはこちらです。


リンクをコピーしました

Mybestpro Members

松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

松尾聡子プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

夫婦関係のカウンセリングのプロ

松尾聡子プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼