他の人にはやさしくできるのに、夫には無理!のナゾ

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:夫婦関係の悩み

他の人にはやさしくできるのに、
夫にはできない(>_<)

ということ、ありませんか?

ほんとは夫にも
やさしくした方がいいんだろうけど、、

どうしても顔を見ると
イライラしちゃう・・・

今日は、そんな心のナゾについて
お伝えします。




●「オレにだけ冷たい」と言われても・・・

出会った頃や、
あるいは結婚したばかりの頃は
もっとやさしくできていかもしれません。

でも、長く付き合っていると
いろんな出来事があるものです。

その結果、
やさしくできなくなってきて、

実際、夫からも
「他の人や子どもにはやさしいのに
オレには冷たい」

なんて言われてしまうけど

「そーれーはー、
これまでのあなたの行いが悪いからでしょ!」

と、声を大にして言いたい!

というお話は、カウンセリングでも
プライベートの会話でも、よく聞きます。

あるあるですよね^^



●こんな気づきがありました

そんな状況について
受講生さんにこんな気づきがありました。

主人に対してだけは
「言っても伝わらないだろうな」とか

「これ言ったら機嫌悪くなるだろう」など
先読みが多いです。

関わりが多い人、長い人ほど
「この人はこういう人だから」と

レッテル貼りが働きやすいと
感じました。

よく関わる人や
関係を大事にしたい人ほど
色々考えすぎて歪む気がするので、

距離をおいて
客観的に冷静に

歪みを外していこうと思います。

(Yさん)




●「心地悪い」コミュニケーションのつくり方

「こんな場面では、この人はこう言うだろう」

「私がこう言うと、この人はこんな態度になる」

など、私たちは
過去のコミュニケーションで
インプットされたデータに基づいて

目の前の人への対応や態度を
無意識のうちに
決めてしまうものです。

Yさんも気づいたように
関わりが多い人、長い人ほど
インプットされたデータが多いので

「この人はこういう人」と
ついレッテルを貼ってしまいがちです。

その結果、まだ何も言ってないうちから

「きっと、こう思ってるだろう」

「どうせ、こう言うだろう」

と予測して、

イライラしたりモヤモヤしたり・・・
になっちゃうんですよね。

そうすると、そういう思いは
相手にも自然に伝わるので

お互いに不満がたまり

それがまた「心地悪い」コミュニケーションを
積み重ねることになってしまいます。



●ほんとに、いつも、ずっと、そうなのかな?

もちろん、予測した言葉や態度が
返ってくる可能性は高いと思いますが、

そもそも、出会った最初の頃から
そうだったのかな、ということを考えてみると

きっと、違うときもあったはずです。

(最初からそうなら、結婚しないかも・・・)

また、夫が誰に対しても
そういう言い方や態度なのか、考えてみると
そうではない相手もいるはずです。

ということは、
夫は、私といるときはこういう態度だけど
違う反応もできる人だ、

ということに
気づくこともできます。

それなら、私といるときも
心地よい態度で返してもらうために

「どうしたらいいだろう?」

「何ができるだろう?」

ということを
見つけてみることもできます。



●コミュニケーションの舵取りは自分!

コミュニケーションは
相手ありきのものです。

こちらのアプローチが変わると
必ず、相手の反応も
何かしら変わってきます。

そうすると、さらにまた
こちらの反応も変わってきます。

良い方向に変えるのも
悪い方向に変えるのも

自分で決められる、というのは
たのしいですよ^^

なかなかうまくいかない
コミュニケーションについて

「じゃあ、どうしたらいいだろう?」
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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

松尾聡子プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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