別れたいけど、別れられない「サンクコスト」の罠とは?
気がつくと、いつも夫の顔色をうかがっている。
自分が夫の望む正解を出せているか、
不安になってしまう。
夫の感情やご機嫌に振り回されることを
やめたいけれど、やめられない。
逆に、夫には大丈夫だけど
他の人にはついそうなっちゃう・・・
そんな方もいらっしゃるかもしれません
今日は、そんなときに
自分を取り戻すためのコツを
お伝えします。
●「私、何かやっちゃったかな」と不安になるとき
たとえば、こんなことありませんか?
別に何も悪いことしてないのに
なぜか冷たい態度や言い方をされる。
昨日はすごく機嫌が良くて
一緒に楽しく過ごせたのに
なぜか今日はイライラされて、
イヤな言い方をされて
私が何かやっちゃったのかな、
と不安になる・・・
こういうことが続くと、
「今日はご機嫌はどうなんだろう」
「不機嫌にさせないように、
ヘマしないようにしないと・・・」
と、ビクビクして、
夫の顔色を伺うようになってしまいます。
相手のイヤな態度や対応に傷つかないように
防衛しようとするんですね。
だから、相手の顔色を伺ってしまうのも
無意識が、自分を守ろうとする
心の働きなんです。
●その不機嫌は、誰の問題?
ただ、こういう関係は
夫婦であればモラハラ、
職場ではパワハラを生みやすいので
要注意です。
ハラスメントほどではなくても、
友だちや家族の間でも起こりやすく、
そして一度そうなると
その関係が続きやすくなってしまいます。
では、ここでちょっと考えてみましょう。
「別に何も悪いことしてない」のに、
相手が不機嫌だとしたら。
それは、誰の問題でしょうか?
そうです。
相手の問題です。
相手が自分で解決するべき問題を抱えている、
というだけのことです。
つまり、誰か他の人が
その人の不機嫌の解決を引き受ける必要はないんです。
百歩譲って、
もしかして、あなたに何かしらの
不機嫌の原因があったとしても
それならば、
その不機嫌の原因を解決するために、
相手はあなたに対する不満や要望を
ちゃんと「言葉」にして、伝える責任があります。
自分の責任を果たせない人に
こちらが気を遣って
それを察してあげる必要はないんです。
●不機嫌を肩代わりしない。してもらわない
誰かの不機嫌は、
不機嫌であるその人の責任です。
同じく、あなたの不機嫌も
あなたの責任です。
自分の不機嫌や不満、不安は、
誰かに解決してもらうのではなく
自分でちゃんと解決する、
ということが
本当の意味での
大人の「自立」ということになります。
誰かの不機嫌を肩代わりしない。
そして、自分の不機嫌を
誰かに解決してもらわない。
そんなふうに
相手の問題と自分の問題を
きちんと線引きすると
それだけで、悩みはずいぶんと
ラクになるはずです。
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