「夫が嫌い」「会話したくない」悩みの解決法
休日に夫婦でお買い物をしている姿を見て
「うちの夫は、今日も仕事・・・」
一緒に出かけたのは、いつだったかな、
なんて思ってしまうとき。
自分がパートをしても
カツカツで暮らしているのに
毎年、夏休みに家族で海外旅行に行くという
専業主婦のママ友の話を聞いたとき。
「なんで私は、この人と結婚したんだろう」
そんな後悔が
ふと心をよぎることもあるかもしれません。
今日は、そんなときに
心がすっと軽くなるヒントを
お伝えします。
●「過去は変えられない」からこその後悔
夫婦関係の問題だけでなく、
さまざまな対人関係において
「どうしてあのとき、あんなことをしてしまったんだろう」
「なぜあの人は、あんなことをしたんだろう」
そんなふうに
過去の自分自身の言動を後悔したり、
相手の言動を許せなくて
苦しくなったり・・・
そんなこと、誰しもあると思います。
「過去は変えられない」とわかっているからこそ
「どうしてあんな選択をしたんだろう」
と後悔が止まらないものです。
●後悔が必要ない理由
でも、こんなふうに
考えてみることもできます。
こちらの講座の受講生さんの気づきです。
ニューコードNLPの4つの前提の中の
★人は常に最善の選択をしている
「あの時違う選択をしていれば」
という後悔は必要ない
ということを学び、
気持ちが少し軽くなりました。
他人や自分への見方が
優しくなった気がしました。
「主観視」と「客観視」の学びでは
私は悩んでいるときは
自分を責めがちの「主観視」だったことに
気がつきました。
呼吸をしたり、
気持ちの切り替えスイッチをして
心の状態を整えた後、
「客観視」してみると、
「こんな考えもあるんじゃない?」
と新しい気づきが出てきて
悩みから解放される体験ができました。
(Yさん)
「あの時、違う選択をしていれば」
というのは、
「今の自分」だからこそ
言えることなんです。
「今の自分」は「過去の自分」とは
ちがう選択肢を持っているから、
「もっといい選択肢があるのに!」と、
もどかしくなるわけです。
でも、人は常に、
その時の自分に可能な「最善の選択」をしています。
つまり、過去の自分は、
その時に自分が持っている選択肢の中で、
その時の自分が「最善だ」と
思ったものを選んでいるんですね。
●何度、過去に戻っても同じ選択をする
たとえば、今の結婚生活に
あまり満足できていなくて
「そんなに好きでもなかったのに、
なぜこの人と結婚したんだろう」
と後悔している場合です。
でもきっと、結婚を決めたその時は
親からのプレッシャーや
年齢的にも焦りがあったのかもしれません。
あるいは、会社がストレスで
とにかく寿退社したかった!とか
今は「決断力がなくて頼りない」
と思う夫の性格が
その時は、何でも言うことを聞いてくれる
優しい人だと思った、とか。
つまり、その時の自分にとっては、
彼と結婚することが「最善の選択」だったわけです。
だから、何度過去に戻っても、
「その時の自分」は
きっと同じ選択をするはずです。
●相手の過去を責めたくなったとき
ちなみに、それは、
他者のことについても同じなんです。
たとえば、夫が
いきなり会社を辞めて独立したけど、
うまくいかなかった、
という出来事があったとしても
でも、きっとそれは、
その時の彼にとって「最善の選択」だったのでしょう。
もし、他の選択肢を
その時に持っていて、
それが最善だったら
そうしただろうと思います。
ただ、その時は
その選択肢を持っていなかったので、
選びようがなかったわけです。
●今の自分にできることとは
変えられない過去を
どんなに後悔しても、
過去は変えられません。
私たちにできることは、
過去の自分が、
未熟ながらも考えて決めた
「最善の選択」の結果を受け止めて
「じゃあ、これからどうするか」
を考えていくことです。
過去の自分を
責め続けるのはつらいです。
「あの時の自分も、がんばったね」
と自分に声掛けしてあげてくださいね。
●過去の自分を認めるなんて、甘い?
ちなみに、
「過去の自分を責めるのではなく、
認めてあげることは、自分に甘いのでは?」
と思った方もいるかもしれません。
でも、逆なんです。
それは、選択肢を持たなかった
「未熟だった過去の自分」を
認めることなので
甘い、どころか、
とても勇気が必要なことだと思います。
でも、それができると
その後は、きっとしっかりと
前を向いて歩いて行けるはずです。
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