いつも時間に追われてしまう!「時間貧乏」からの抜け出し方

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:生きづらさ

いつも時間に追われていて、
時間が足りない。

自分にも他人にも
「早く!早く!」が口ぐせになっている。

いわゆる「時間貧乏」という状態ですが、
そういう方、周りにいませんか?

あるいは「私がそう!」という方も
いらっしゃるかもしれません。

楽になるために頑張っているのに
いつも追い立てられている気がするのは
つらいものです。

今日は、そういう方に向けて
心が穏やかになる考え方を3つ、お伝えします。




●時間貧乏の状態とは

いつも時間に追われている方には

物理的に
やらなくてはいけないことが多く、
本当に忙しい、

という場合も
もちろんあります。

ただ、やるべきことを早く終わらせて、
趣味や休息など、
自分の好きな時間を確保したい、

という場合も多いです。

でも、頑張っているわりには
やるべきことは終わらないし、

それどころか
やってもやっても、
やるべきことがどんどん出てくる。

ずっと緊張しているので
気持ちも落ち着かない。

そういう状態から
抜け出したいけど、

急いでいないと
不安になってしまうので、

急ぐことをやめられないんです。

では、いよいよ
そんな状態から抜け出す
心の持ち方、3つのポイントです。


(1)急いでも、たいして変わらない

赤信号に
ぎりぎり引っかからなくても、

一本早い電車に乗れても、

電話を早く切り上げられても、

家事を同時に2つこなしても、

一日の終わりに振り返ってみると

最終的な結果は
じつはたいして変わらないんです。

これは、理屈というより
そういうふうになっているので

ぜひ、一度、急いだ結果、
自由な時間がどれだけ手に入ったか、

そして、その時間を
どれだけ自分が楽しんだのか、

振り返ってみてくださいね。


(2)時間貧乏は、周りの人を傷つける

時間貧乏の人は、
自分だけでなく、周りの人にも
「急げ急げ」を言いがちです。

そうしないと
自分が不安になっちゃうので、
つい言ってしまうのですが

じつは、相手にとっては

「あなたに使う時間はムダだよ」

「あなたとの時間には価値がない」

というメッセージを
送っていることになります。

相手にとっては
傷つきになりますし、

そういうメッセージを伝えるあなたに、
少しずつ失望を積み重ねていきます。

焦っているときは
自分のやるべきことで
頭たいっぱいになりがちですが

そんなときに、ふっと
周りの人の表情を見てみてくださいね。


(3)未来は今の積み重ね

急いだ結果、
今日の夜、時間ができたとしても、

結局はその時間を
明日、ゆっくりするために

明日やるべきことを
前倒しにして使うことありませんか?

それは常に、
「未来のために、今の時間を使う」

という
繰り返しだったりします。

たとえば、子どもを連れて
買い物に行くとき、

イライラしながら
「早く早く」と急がせることもできるし、

子どもと一緒に
季節の移り変わりに目を向けたり、

子どもの成長や、
その時の会話を楽しんだりする
時間をすごすこともできます。

おそらく、急いで歩かせても
数分しか変わらないはずですが、

その時間で得られるものは、
大きく違ってくるはずです。



人生の質は、
その瞬間、その瞬間の積み重ねです。

未来の時間が
そこだけが存在するのではなく、

「今、この瞬間」の積み重ねが
未来をつくっていくのです。

時間貧乏から抜け出すと
人生の質が確実に上がります。

それでも、やっぱりなかなか
抜け出せない!という方は

まずはお試しカウンセリング
いらしてくださいね。

人生の質を上げるヒントは
こちらの無料メール講座でもお伝えしています。

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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

松尾聡子プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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