「夫さえ変わってくれれば・・・」と思うのはダメですか?
最近は仕事を持つ女性も増えてきました。
ただ、男性の中には
どうしても、女性の仕事について
軽んじてしまうタイプの人もいます。
今日は、そんな相談事例と
解決策をお伝えしますね。
●ご相談事例「ただの学習塾だろ?」
40代の主婦です。
子どもも中学生になって
手を離れたので、
近所の小学生向けの学習塾で
講師のパートを始めました。
結婚するまでは
小学校の教師だったんです。
問題が解けたときの
子どもたちの笑顔を見ると、
あの頃の気持ちを思い出して、
毎日がとても楽しくて
やりがいを感じてます。
塾長からも
「教え方がわかりやすくて評判だから、
他の学年も受け持ってほしい」
と言われました。
すごく嬉しくて、
主人にそのことを報告したんです。
そうしたら、
バカにしたように笑って
「進学塾でもない、ただの学習塾だろ?」
って。
その一言がショックで、
それ以来、主人のことが
大嫌いになってしまいました。
顔を見るのも、
もちろんセックスするのもイヤです。
このまま主人のことを
許せないかもと思うと、それも不安です。
こんなことを
いつまでも気にしてしまう
自分もイヤになります。
でも、どうしようもないです・・・
ひどいことを言った
夫への怒りだけでなく
いつまでも気にしてしまう
自分のこともイヤになってしまう。
そんな気持ちで毎日を過ごすのは
とても憂鬱なことだと思います。
そんな気持ちをラクにして
もう一度、スッキリと
前を向いて歩いていくための
3つのステップをお伝えします。
【ステップ1】「夫を許せない!」という気持ちを認める
こういうときに、よく
「気にしない方がいいよ」
「許してあげたら、ラクになるよ」
と言われます。
でも、「許せない」と
強く思ったということは、
それだけ、自分の仕事に
誇りと自信を持っていたということです。
それを否定されたように感じると、
自分自身も否定されたように感じます。
許せない、と思う気持ちを持つのは、
当然のことです。
その気持ちを否定してしまうと
「認めてよ!」という気持ちが
さらに強まっちゃうんですね。
なので、無理して、
すぐに許そうとしなくても大丈夫です。
まずは、傷ついた自分の気持ちを
「ひどいこと言われて、くやしかったよね」
「傷ついても当然だよね」
と、しっかりと認めてあげましょう。
【ステップ2】誰のために仕事しているのか、考える
そもそも
「誰のために働いているのか」
ということに
改めて注目してみます。
・夫に認めてもらうため?
・塾長に認めてもらうため?
・塾に来る子どもたちのため?
・それとも、自分のため?
あなたの答えを、見つけてみてくださいね。
もし、夫に認めてもらうためだったら
「それは、ショックだったよね」
と傷ついた気持ちの大きさも
腑に落ちるはずです。
でも「夫に認めてもらうためじゃない」
のであれば
「別に、夫が何を言おうと関係ないし」
と思えるかもしれません。
【ステップ3】次回の対策を立てておく
そういう無神経なことを
悪気なく言ってしまう人は
またうっかり、同じようなことを
言う可能性があります。
次に同じようなことが
起きたときに、
ショックを受けっぱなしにならないように
どんな風に言葉を返せばいいか
考えておくと
また同じように傷つけられるかも、という
不安が軽くなります。
それに、もしも次に
理不尽な言葉を投げかけられても
「もう、私は傷つけられない」
と自分で自分を信じられるようになると
過去の怒りは
過去のものになります。
たとえば
「そんなふうに言うあなたには、がっかりだわ」とか
「学習塾だと価値がないの?なぜそう思うの?」とか
これは、どうしたら
傷ついた自分の心を守ることができるか
自分の中に答えがあるはずなので、
えひ、じっくり考えてみてください。
考えてみたけれど
「なんて言ったらいいかわからない・・・」
という方は、
こちらで一緒に考えましょうね。
そして、伝え方のコツは
こちらの無料メール講座でもお話ししています。