ネガティブ思考を変えたい!上手な切り替え方のコツ
いきなりですが、質問です。
夫の帰りが毎日遅いとき
あなたは「寂しい」と感じますか?
それとも
「いやいや、帰りが遅い方がいい」
と感じていますか?
どちらが正解とか、どちらが悪い、
ということはありませんので、ご安心くださいね。
今日、お伝えしたいのは
「夫の帰りが毎日遅い」という
事実は一つなのですが
その事実について
その状態をつらい、寂しい、
と感じて悶々と悩むのか
逆にラッキー♪と思って
いない時間を満喫できるのか
事実は同じでも
感じ方は人によって違う、
ということなんです。
●夫の気持ちもさまざま
そして、帰りが遅いことを「寂しい」
と思われる夫の方も
「妻が寂しいと思っている」という事実に対して
「オレだって仕事で大変なのに
そんなこと言われるとウンザリする」
と思う人もいれば
「寂しい思いをさせてすまないな。
でも、嬉しいな」
と思う人もいます。
つまり、一つの事実や現実に対して、
それを問題や悩みにするかしないかは
その事実をどうとらえるか、によって
全然変わってくる、ということなんですね。
●心の状態が影響する
そして、とらえ方を変えるのは、
その時の心の状態が
大きく影響しています。
ということは
心の状態が変わることで、
事実が問題になるかどうかも
変わってくるんです。
たとえば、子どもが兄弟げんかをして
騒いでいるとき
こちらが疲れて
やることがてんこ盛りで
イライラしていると
つまり、心の状態が
あまりよくないと
「いいかげんにしなさい!」と
怒りたくなるものです。
でも、その日、すごくいいことがあって
自分がご機嫌だったら
「まったく、この子たちはケンカばかり。
でも、ケンカするほど仲がいいって言うしね」
という感じで
イライラするどころか
ほほえましく感じるかもしれません。
こんなふうに、
心の状態で、物事のとらえ方って
変わっちゃうんです。
●心の状態を変えるコツ
物事のとらえ方を変えるのは
急には難しいかもしれませんが
心の状態を心地よくすることは
意外とすぐにできちゃいます。
といっても、無理やり
ポジティブ思考になるということではなく
身体の状態を
整えてあげることで
心の状態を整える、
という方法です。
先ほどの例えのように
疲れていたり、眠たかったり、
身体のどこかが痛かったりすると
どうしても心の状態も
ネガティブなものになっていきます。
なので、ネガティブな感情やとらえ方で
悶々としちゃったときは
いったん、その思考を中断して
まずは、身体の状態を整えて
心をリラックスさせること。
それだけでも、
ずいぶんと変わります。
たとえば、眠いときは
ちょっとだけ仮眠したり
どこかに痛みがあるときは
ほおっておかずに、
その痛みをケアしてあげたり。
その上で、出来事について
改めて考えてみると
ちょっと違った感じで
考えることができるはずです。
ぜひお試しくださいね。
心の状態を整えるヒントは
こちらでもお伝えしています。