床暖房って他の暖房器具と、どう違うの? 1/2 ~ 床暖房への道 その3 ~
「対流」「伝導」「放射(輻射)」。熱を伝える3つの方法。
多くの暖房器具がこの方法で室内を温めます。
対流式の暖房器具の代表は、エアコン、ファンヒーター、対流式石油ストーブなどです。
前回にもお話した通り、室内の上の方に熱が溜まりやすく、またコールドドラフト現象を引き起こしやすいところが欠点です。
伝導式の暖房器具の代表は、床暖房、ホットカーペットなどの直接カラダに触れて温める暖房器具です。
欠点は、直接カラダに触れている部分しか温めにくいところです。
ちょっと待てっ!!床暖房も足の裏しか温まらないなら、あまり効果が無いんじゃないの?
ここまででしたら、そうゆうことになりますよね。
しかし、ここからが床暖房のすごいところなんです!!
それは床暖房には「輻射」というもう一つの温め方があるのです!!
「輻射」は遠赤外線を利用してカラダを温めるのです。
輻射式の暖房器具の代表は、床暖房、パネルヒーター、オイルヒーターなどになります。
輻射式暖房器具の良いところは、対流が緩やかなのでホコリや花粉、ウイルスなどが舞いにくく、音も静かです。また遠赤外線にはカラダを芯から温めて血行を促します。もちろん暖房器具としての欠点もありますが、使い方によって解決できる欠点です。そのことは、もう少し後でお話させて頂きます。
長野県では意外とみなさん、薪ストーブを使用していらっしゃる方も多いですよね。
輻射式の薪ストーブやパネルヒーターなどの輻射式の暖房器具も、すごく暖かくていいですよね。
何度もお話させて頂いた通り、我が家のFF式ガスファンヒーターのもう一つの欠点は、壁に穴を開けて排気口を設けているので移動させることができないのです。
部屋を模様替えするときに大変不便なんです。しかも一番いい場所を占領しているのです。
もっと設置する前に後々のことを考えていたら...そうなると、家を建てる時(我が家は建売住宅で、そもそも何もできませんでしたが...)から、よく考えていたら...となりますよね?
薪ストーブや、熱源機器が外部にある備え付けのパネルヒーターも、そうですよね。
しかし、床暖房にはそんな悔いが残らないのです!
だって床の中にあるから、邪魔にならないのです!
そして、お気づきでしょうか?
熱を伝える3つの方法の内、コールドドラフト現象を起こさない「伝導」「輻射」の両方を兼ね備えている暖房器具がありますよね!
そうなんです...。それが床暖房なんです。
せっかくなので次回は、コールドドラフト現象と複層ガラス(ペアガラス)のお話をさせて頂きます。


