今回は番外編。ペアガラスの話 1/2 ~ 床暖房への道 その5 ~

「無垢のフローリング材って暖かい」
こんな噂を聞いたので、なぜ暖かいのか調べてみました。無垢材には空気の気泡があり、それが断熱材の役割を果たすそうです。「ペアガラスと同じ構造?」ペアガラスの営業をしていましたので、一瞬、そう思ってしまいました。
「待てよ?そもそもペアガラスの場合はガラスより熱を伝えにくい空気を断熱材にしているだけで、木材と空気ではどっちが断熱性能が高いの?」と思い、調べてみたら「木のほうが空気の10倍くらい断熱性能が高いじゃん!!」。床の冷えは、そもそも床下からの冷えが床に伝わって来ますから、フローリング材というよりは床下の断熱材の性能に大きく左右されます。
まだ間に合う!! 新築を建てている方も!!リフォームされている方も!!
フローリング等の床の仕上材が設置される前でしたら、 電気式床暖房は設置できます!!
無垢のフローリング材のメリットは、肌触りが良い。見た目の美しさ。表面に使用する塗料にもよりますが、調湿効果に優れている。表面が傷んでも、表面加工をするときれいになる。などです。
一方、デメリットは温湿度によって収縮しやすいので、床材が変形することがあると言われています。最近では床暖房対応無垢フローリングもあるようなので、収縮に関してはある程度技術的に解決しているのかもしれません。そこは無垢フローリングメーカーに確認してみたいです。
床暖房と無垢フローリング
床暖房のお問い合わせを頂く中で「無垢フローリングでも使える?」とのご質問を頂くことがあります。答えは「設置はできますが、使用するフローリング材にもよりますので、フローリングメーカーにお問い合わせ下さい」となってしまします。私の認識では、床暖房と無垢フローリングの相性はあまり良くない。しかしながら先程もお話したとおり、最近では床暖房対応無垢フローリングもあるようなので、フローリングメーカーに確認していただく事が大切です。
もう一つ。私の認識の中では「無垢フローリングは暖かいらしい」でした。最近ある住宅メーカーさんとオンライン商談をする機会がありました。その住宅メーカーさんの建てる家の標準仕様は合板のフローリング材で、オプションで無垢フローリング材を選択することができるとのことでしたので、「無垢材がオプションであるのなら、あまり床暖房を欲しがるお客様はいらっしゃらないのではないいでしょうか?」と尋ねると、「いや。冷たくない(無垢フローリング)と、暖かい(床暖房)は違うから」とのことでした。


